2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧
濱野彰親:画、「トップ」第三巻第三号(トップ社、昭和23年4月1日) 濱野彰親:画、ダンテ・アリギーエリ「神曲地獄篇」(「トップ」第三巻第三号、トップ社、昭和23年4月1日) 濱野彰親:画、ダンテ・アリギーエリ「神曲地獄篇」(「トップ」第三巻第三号…
中山太陽堂が設立したプラトン社版「苦楽」と戦後に創刊した苦楽社版「苦楽」の違いを調べていないのであまり立派なことは言えないが、大阪の化粧品会社「中山太陽堂」(現クラブコスメチックス)が1922年(大正11年)に設立した「苦楽」は、1928年(昭和3年…
その他にも、所有している本の写真を貸して欲しいとか、ブログに掲載している新聞を撮影させて欲しい等々、結構問い合わせがある。然し、このブログには、殆どコメントの書き込みがない。 本日午前中は健康診断の結果を聞きに病院へ行ってきた。尿酸値と血圧…
東京都庭園美術館「20世紀のポスター[タイポグラフィー]」展図録(日本経済新聞社、2011年、表紙デザイン:佐藤晃一) 東京都庭園美術館「20世紀のポスター[タイポグラフィー]」展フライヤー 期間……1月29日(土)〜3月27日(日) 於………東京都庭園美術館 …
「本の手帳」10号表紙、定価1,000円+税 昨夜から徹夜して「粋美挿画」2号の第2特集「挿絵画家・濱野彰親」をほぼ完成させた。2月2日に濱野先生宅を訪問するので、何とかそれまでにレイアウトまで完成させたいと思っていたので、無理をしてしまった。帰宅電車…
もう一つ、ノーマン・ロックエルの絵に出てくるような半円柱型の郵便受け。ちょっと錆びていてボディに「POST」などの英文が印刷されていると最高なのだが、これも近所の家々を探し回っているがなかなか見つからない。庭の植え込みが冬枯れしていたりす…
大貫伸樹:画、「合格祈願」
専太郎が大正9年に「講談雑誌」に挿絵を描くようになり、3〜4ヶ月もすると、「文芸倶楽部」など同じ版元の博文館から刊行されている10誌を数える雑誌からも注文が来るようになり、当時は大学出の月給が40円位だったが、下谷上野町に住む編集長の生田蝶介宅を…
岩田専太郎:画、「にっぽん」第12巻5号(日本社、昭和24年) 岩田専太郎:画、「小説と読物」(桜菊書院、昭和22年9月) 岩田専太郎:画、「サンデー毎日」(毎日新聞社、昭和25年) 岩田専太郎:画、「サンデー毎日」(毎日新聞社、昭和27年)まだ、他誌の…
濱野彰親さんが最初に挿絵を描いたという探偵・犯罪・実話「トップ」と言う雑誌を探していたら、「トップ」で検索すると数千項目でて来てしまうが、それでも根気よく探し続けたらついに「トップ」5冊を見つけた。取り合えずどれか安いのを購入してみた。する…
挿絵がなければ雑誌が成り立たない−そんな百花繚乱の賑わいを見せた昭和20年代から30年代の「挿絵黄金時代」をご紹介いたします。敗戦後、日本が復興し急成長していく中、マスメディアも活況を取り戻し、新聞・雑誌の種類や部数が急激に増加していきました。…
「五・一五事件、二・二六事件と、世相は急テンポで変わりはじめた。それなのに私は、川口の『蛇姫様』のさし絵を受け持って、浮世絵風の華麗な絵を描いた。世の中がどうなろうと娯楽は娯楽だと、考えたような気もするが、はっきりした意思を持たない私だか…
「……『俺の小説が売れて、お前の画が挿画に使われればいいな』空想の最後はそんな現実に落ちてくる。」(川口松太郎『飯と汁』講談社、昭和35年)と、語り合った二人に、20年ほど経過して松太郎が執筆した新聞小説に、専太郎がさし絵を担当するという、二人…
専太郎はどちらかというと時代小説の挿絵を得意としていたかのようなイメージを持っていたが、中野實「明日の愛情」(読売新聞朝刊、昭和16年9月26日〜17年3月16日)では、現代小説の挿絵も見事にこなし、マルチな挿絵画家ぶりをみせている。戦争の足音が聞…
弥生美術館「百花繚乱! 挿絵の黄金時代展〜懐かしき昭和20〜30年代」 弥生美術館「百花繚乱! 挿絵の黄金時代展〜懐かしき昭和20〜30年代」 弥生美術館「百花繚乱! 挿絵の黄金時代展〜懐かしき昭和20〜30年代」 弥生美術館「百花繚乱! 挿絵の黄金時代展〜…
水彩画のモチーフに使うため、ネットで「小学1年生」(小学館、昭和56年)を購入した。大きな荷物なので何が届いたのかと思ったら、附録までついていた。販売用の当時の袋までついてきたのには驚いた。さらに、梱包用の函には沢山の古い切手が貼ってあり、こ…
これが『講談雑誌』第6巻第3号だ徳とご覧あれ〜! 『講談雑誌』第6巻第3号(博文館、大正9年3月1日) 山川秀峰:「舞扇」『講談雑誌』第6巻第3号口絵(博文館、大正9年3月1日) 岩田専太郎:画、一竜斎貞山「音羽屋火事」(『講談雑誌』第6巻第3号、博文館、…
「はじめて渡された原稿は、講談速記の『赤穂義士銘々伝』の岡野金右衛門だった。まだ木版を使用していたころなので、雁皮紙といううすい紙へ毛筆で描くように、ということだった。うれしかった。うまく描きさえすれば、とにかく生計の目鼻がつく。何はとも…
〜初めての挿絵家団体『挿絵倶楽部』と春陽会の仲間たち〜 田端には明治末から昭和の初期にかけて多くの文士・芸術家が居を構え、数々の作品が生み出されると共に多彩な交流が行われました。 今回の田端文士村記念館講演会では、数多くの田端文士芸術家の中…
〈記入事項〉 ◎往信の裏面:講演会名、郵便番号、住所・氏名(ふりがな)・年齢・電話番号 ◎返信の表面:住所・氏名 *1通につき1名、ただし夫婦・親子に限り2名まで有効(裏面に夫婦または親子の別を記入) 〈申込先・問合わせ先〉 〒114ー0014東京都北区田…
神保町=東京堂書店…………………Tel.03-3291-5181 呂古書房……………………Tel.03-3292-6500 三省堂書店本店4階地方小コーナー……Tel.03-3233-3312 内神田=書肆ひやね…………………Tel.03-3251-4147 池 袋=リブロ………………………Tel.03-5949-2931 ジュンク堂書店池袋本店…Tel.03-595…
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今号は初登場の執筆者が3人。縄田雄二、龍 秀美、鳥羽耕史。発売日より一足先に全執筆者と内容の一部をここにご紹介させていただきます。 「本の手帳」10号 特集・吾輩ハ書物二溺レル猫デアル 発行=本の手帳社 [2011年1月31日/A5/64頁/¥1,000+50] 「本…
●石井鶴三『東京パック』時代 北沢楽天主筆「東京パック」は、明治38年4月創刊。石井鶴三は明治39年5月より廃刊までの8年間、漫画記者として参加した。その間に「東京パック」から「フレンド」「家庭パック」にも執筆、「楽天パック」が大正2年で廃刊になる…