2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「太陽」口絵、洋画家では黒田清輝ひとりが頑張る

【さし絵探索2014.5.30】 毎月、事務所にある書籍を100冊以上処分することにしており、昨日も150冊ほどを8束にしてリサイクルに出した。が、30分後にはそれ等が全てなくなっていた。自転車では運べる量ではないので、車で来て持っていったのだろうか? とも…

カンパニュラ

2008年10月、フジテレビの木曜劇場(「風のガーデン」)の主題歌「カンパニュラの恋」で初めてカンパニュラの花を知った。緒形拳の最後の出演番組であり、医者でもある息子・中井貴一の癌を看とる年老いた医者の役であったが、緒形拳自らもその時実際に癌と…

長谷川潔が愛したモチーフ・ジャンボタンポポ

絵本作家の尾崎曜子さんから宅配便でジャイアントタンポポ(ragopogon)の綿毛が送られてきています、との連絡が事務所から入った。昨日は自宅で作業をしていたが、夕方6時に慌てて事務所に向かった。事務所に着くと10本ほどのジャイアントタンポポがポット…

『狩久全集』全7巻、限定200が「粋美挿画展」で

新宿紀伊国屋本店で6月5日まで開催中の「粋美挿画展」に、わたしがデザインを担当し、杉本一文さんの銅版画を配した『狩久全集』全7巻(皆進社、2013年、限定200セット、セット定価:70.000円+税、分売可)を出品したら、先日、「1セット購入したいという人…

「洋画家たちのさし絵史」スクリーンデータ完成

17日(土)14:00〜紀伊国屋書店新宿本店講演会でスクリーンに流すデータ40枚がやっと完成、PDF結合データにした。ほぼ1ヶ月間この作業に取り組んできた。「洋画家たちのさし絵史」の内容は明治期から昭和30年頃までの洋画風さし絵画家たちが乗り越えてきた…

伊達政宗や柳生十兵衛、森の石松、軍師・山本勘助など、隻眼のヒーロ

先ほど白内障の手術をしてきました。手術を施しているほうの目にピンセットなどが飛び込んでくるのが見えて、見慣れない風景に「ウワーッ!」て感じで緊張しました。帰りのエレベータの鏡に映る姿を見て、昔ベストセラーになった「愛と死を見つめて」を思い…

「洋画家たちのさし絵史」講師・大貫伸樹、於:新宿紀伊国屋

講演会があと10日とせまってきたので、今朝は6時起床し夜10時までコンつめて原稿作りに取り組んだ。チラシに印刷した9項目の内容は大きく変わり、その上、項目が7つに減った。こんなペースで準備が終るのか? 内心だいぶ焦ってきた。今週はレントゲンや血液…

大庭みな子『浦島草』に浦島草がでてくるが…

大庭みな子『浦島草』(講談社、1977年)に、広島で被爆した女性冷子がひっそりと暮らす東京の家の庭先に浦島草がでてくるが、題名はむしろ小説の最後に、雪枝の兄とその家がたった一晩で煙のように消えてしまうというところを浦島太郎伝説に見立てたものとお…

見るからに鯛が釣れたような形をしているタイツリソウ

案外ポピュラーな花なのかも知れないが、この花もはじめて見ました。近所の家の門のところに置いてあったのを撮影していたら「撮影しやすいところにうごかしましょうか?」といいながら主人が出て来て、「たいつりそう」です、と教えてくれた。そして嬉しそ…