2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『竹中英太郎(三)エログロ・ナンセンス』は難産だった

ブックデザインを担当した「挿絵叢書」シリーズの第3巻『竹中英太郎(三)エログロ・ナンセンス』(皓星社、2016.11)写真左が完成! 見本が送られてきた。今回は前代未聞の7校まであって難産だった。最後の校正は総ページ数が増え、束幅(本の厚さ)が増え…

「来年も1年間おねがいします。」というメールが届く

【来年のことを言うと鬼が笑う?】 1年契約で描き続けてきた「印刷雑誌」の表紙イラストですが、残すところあと1冊となり、名残惜しく思っていました。 そんなことを思いながら12月号の表紙イラストを描いていたら、「来年も1年間よろしくおねがいします。」…

33年目に購入できた憧れの本、木下杢太郎 百花譜百選』

仕事の帰り道、神保町の古書街を歩いていたら、古書店の店頭の棚に『木下杢太郎 百花譜百選』(岩波書店、1983年)を見つけた。発売当初は定価24,000円で、とても手がでませんでしたが、欲しくて欲しくてたまらない本でした。そんな高価だった本がなんと驚く…

描き終わらないうちに枯れてしまったほおずき

7月に鉢植えのほおずき購入し、水彩画で描き始めました。が、その後、急に仕事が忙しくなり、描き終わらないうちにほおずきはすっかり枯れてしまいました。 実(ヌカヅキ)の中を描こうと思いカラを割ってみたら、虫に食われてしまったのか空っぽでした。ど…

【絵筆探索西東京】第10回おっぱいガスタンク」

【絵筆探索西東京】第10回…「おっぱいガスタンク」 「ひばりタイムス」連載【絵筆探索西東京】の水彩画と800字のコメントが20日(木)にアップされますので、http://www.skylarktimes.com/ でご覧ください。仕事が忙しく1週間遅れの更新です。 今回は、夕日…

山名文夫のサインだった「Я」

9月22日に、写真下左のドルジュレス『戦争の溜息」(新潮社、昭和6年)の函にある装丁家のサイン「R」の鏡文字(ロシア文字)のサインは誰のものか、という話を書いたが、目黒美術館で発行した図録にあった通り、山名文夫(やまな あやお)のサインであるこ…