2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

クローン文化財ってなんだ!

【素心伝心…クローン文化財 失われた刻の再生】(於:東京芸術大学)を見てきました。 「文化財は古くより〈保存〉と〈公開〉の両立が求められるという矛盾を抱えています。劣化する文化財の保存には非公開が最良の選択ですが、公開されないと価値が共有され…

『妖精の女王』が第54回日本翻訳文化賞を受賞

造本設計・デザインを担当した超豪華な本、福田昇八訳、エドマンド・スペンサー『妖精の女王』(九州大学出版会、2016.10、定価30,000円〔税別〕)が、「このたび、…第54回日本翻訳文化賞を受賞されました。」とのメールが昨夜、九州大学出版会から送られて…

「印刷雑誌」10月号表紙及びイラスト、モチーフを展示!

【「印刷雑誌」10月号表紙及びイラスト、モチーフを展示!】 「印刷雑誌」10月号が発売され見本誌が送られてましたので、西東京市の駄菓子屋・ヤギサワベースに展示してきました。 同時にイラストの原画とイラストのモチーフも展示してきました。 今月は海外…

ボタニカルアート倶楽部展に向けて

【1月23日からのボタニカルアート倶楽部作品展に向けて!】 ボタニカルアート教室(於:西東京市・田無公民館)に行ってきました。来年1月に西東京市・柳沢公民館ロビーでの作品展開催が決まってから、受講者の皆さん目の色が変わってきました。 私も作品展…

描かれた猫…4「猫又または化け猫」

【描かれた猫…4「猫又または化け猫」】 猫股(ねこまた)は、日本の民間伝承や古典の怪談、随筆などにあるネコの妖怪。 大別して山の中にいる獣といわれるものと、人家で飼われているネコが年老いて化けるといわれるものの2種類がある。『本朝食鑑』には、お…

ご長寿縁起カードシリーズ第4弾「二匹の蝶と戯れる青猫」

【けしごむ版画新作「二匹の蝶と戯れる青猫」完成!】 今日の新作はご長寿縁起カードシリーズ第4弾「二匹の蝶と戯れる青猫」。作品展期間の9月末までにあと5点くらい作ろうと準備を進めていますが、だんだん色数が増えてきて、版を彫るだけでも1日で終わらな…

大貫伸樹消しごむ版画展!

【大貫伸樹消しごむ版画展!】 国芳などの猫の絵を見ているうちに、自分でも猫の絵を作りはじめ、ワークショップのサブ企画として作品展も開催させていただきました。 1日だけの企画「消しゴム版画と缶バッジを作ろう」(於:西東京市の駄菓子屋さん・ヤギサ…

描かれた猫…?「猫と蝶」

【描かれた猫…?「猫と蝶」】 昔から、たくさんの猫と蝶が戯れる絵が描かれているが、私は生まれてこのかた猫と蝶が戯れている場面を見たことがない。 実は、「猫に蝶」は、猫と蝶という好ましい組み合わせをモチーフにした長寿を願う縁起のよい画題なのだそ…

ミノムシをみつけた!

【ミノムシ発見!】 10数年前に、斎藤昌三のげて本『書斎の岳人』の影響を受け、ミノムシで本のカバーを作ってみようと思い探し歩いたが、1匹も見つからなかった。どこにでもいると思っていた昆虫が知らないうちにどこにもいなくなっていたのだ。調べてみた…