弥生美術館「百花繚乱! 挿絵の黄金時代展〜懐かしき昭和20〜30年代」展、会期:2011年1月4日(火)〜3月27日(日)に行ってきた。日本出版美術家連盟が招待されたので、濱野彰親会長ほか理事達8名で観賞させていただいた。出版美術家連盟理事・沢登さんの後輩でもある学芸員の松本さんが案内してくれた。岩田専太郎や志村立美など挿絵の戦後昭和史をリードし、綺羅星の如く輝いていた挿絵画家たちの創作物が所狭しと並んでいる。雑誌や単行本の展示数もすごいが、ふだんはお目にかかれない原画がたくさん展示してあるのが荘厳だ。黄



弥生美術館「百花繚乱! 挿絵の黄金時代展〜懐かしき昭和20〜30年代」



弥生美術館「百花繚乱! 挿絵の黄金時代展〜懐かしき昭和20〜30年代」



弥生美術館「百花繚乱! 挿絵の黄金時代展〜懐かしき昭和20〜30年代」



弥生美術館「百花繚乱! 挿絵の黄金時代展〜懐かしき昭和20〜30年代」



仕事に戻ってみると、たくさんの本が届いていた。「文藝春秋」や「小説新潮」等の雑誌が8冊。挿絵画家・浜野彰親さんの話を書いているので、濱野さんが挿絵を担当していた山崎豊子大地の子」や近藤啓太郎「微笑」等の挿絵が載っているのではないかとの期待を込めての購入だったが、推測はみごとに敵中して、挿絵を入手することが出来た。古本で雑誌を購入する時は内容までは表記していないので、一か八かの購入になる。



濱野彰親:画、山崎豊子大地の子」(「文藝春秋」1987年5月号〜1991年4月号)
濱野さんは「大地の子」の挿絵を描くに当たって、中国に8日間取材旅行に行ってきたという。ご夫婦と通訳の3人での旅行だったが、今とは違ってとても大変な旅行だったという。



濱野彰親:画、近藤啓太郎「微笑」(「小説新潮」昭和49年3月号)