2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧
私は体調不良を理由に展示の準備作業には加わらず、同大な数の作品の選択基準を「木枯し紋次郎」を中心にすることを決めたり、略歴の空欄を埋めたり、堂先生のもう一つの雅号の話を奥様に聞くなど、比較的楽な作業に携わった。略歴については「文芸随筆」No.…
堂昌一先生のお宅を訪問したときに、「春日章の雅号の由来は?」と質問すると、奥様が下記のようなメモをしながら説明をしてくれた。 奥様の小唄の名取名が「春日章一」で、これから「一」をとって「章」としたのがもう一つの雅号になった、とのこと。奥様の…
東京堂書店ショウウインドウに飾られた「粋美挿画展」ポスター 東京堂書店6階「粋美挿画展」入り口 濱野彰親コーナー1、ポスターに使われている森村誠一「棟居刑事の情熱」、森村誠一「青春の源流」、松本清張「黒革の手帳」、山崎豊子「大地の子」など 濱…
西村春海氏、星恵美子氏、岐部たかし氏の作品コーナー 小宮山逢邦氏、沢登みよじ氏、麻利邑みみ氏、飯田勉氏、さとうかおり氏等の作品 石川吾郎氏作品、大西將美氏作品など 大西將美氏作品3点、下のオブジェ2点は大貫伸樹 古籐泰介氏、細川武志氏、大貫伸樹…
これは堂先生宅を訪問したときの写真で、会場にはありません。 そんな原画がいっぱいの会場をしっかり撮影してきましたので、展覧会の全貌をお届けします。「粋美挿画展」は神保町・東京堂書店6階で10月27日~11月3日まで開催されています。
町は多くの古書店さんが屋台を出すのに忙しそうだった。ちょうど12時少し前に着いたが、既に星恵美子さん、沢登みよじさんをはじめ数人の会員が到着していた。三々五々作品を手にした会員達が集まり始め、梱包をほどき展示が始まる。5時頃になるとほぼ完成。…
「伊勢田邦貴遺作展」ウィンドウに飾られた大型の看板 芋をあらうような混雑ぶり 油絵から挿絵原画や印刷物まで幅広く展示されている
伊勢田邦貴:画、「天馬少年」「快塔王」など 伊勢田邦貴:画、「砂漠の英雄ロレンス」
日本橋ナンワギャラリーで開催される「伊勢田邦貴遺作展」リーフレット、右下のモノクロの挿絵が「快塔王」の挿絵。 神保町・東京堂書店で開催される「粋美挿画展」ポスター、一番上の挿絵が伊勢田邦貴:画「砂漠の英雄ロレンス」 東京堂書店の「粋美挿画展…
堂昌一、挿絵原画保存箱 堂昌一、挿絵原画保存箱
堂昌一:画、長谷川伸「股旅新八景」(光文社、昭和62年10月) 大貫伸樹:デザイン、「粋美装画展」ポスター 堂先生は几帳面な方で、ほとんどの作品が作家名や小説タイトルごとに綺麗にまとめてあった。堂先生の父親は指物師であった影響もあるのだろう、絵…
造本・製本:大貫伸樹、漆表紙の本1 造本・製本:大貫伸樹、漆表紙の本2
それよりも、手書きのリアルイラストを主流とするこの会に手書きでない装画を出品してもいいのだろうか、という疑問は残る。 オブジェ制作;大貫伸樹、「紙魚の手帳」no22(E+D+P研究所、2003年10月) これは、恐らく印刷物になった私の最初のオブジェ作品…
「縞(しま)の合羽(かっぱ)に三度笠、軒下三寸借り受けての仁義旅……『股旅者も、武士も、町人も、姿こそ違え、同じ血を打っている人間であることに変りはない』。義理と人情のしがらみ、法の外に打ち捨てられた渡世人の意地と哀愁にそそぐ温かいまなざし…
最初予定していた作品は、濱野彰親「大地の子」、堂昌一「木枯し紋次郎」、伊勢田邦貴「快塔王」でしたが、全部入れ替えになってしまった。1枚1枚見ているときの感動と、ポスターに割り付けたときの見栄えのよさは必ずしも同じではなく、いい絵が3枚集まって…
濱野彰親:画、山崎豊子「大地の子」(「文藝春秋」1987年5月号〜1991年4月号) 濱野彰親:画、松本清張「黒革の手帳」 他にも、松本清張「黒革の手帳」や森村誠一「棟居刑事のラブアフェア」など、拝見しているうちにどれも素晴らしく、すっかり魅せられて…
堂昌一:画、多岐川恭「用心棒」(「週刊新潮」1977~78年) 堂昌一:画、多岐川恭「用心棒」(「週刊新潮」1977~78年) 縦長の挿絵のシリーズは、岩田専太郎も柴田錬三郎「どうでもいい事ばかり」(「夕刊フジ」昭和43年7月〜12月)で試みている。 岩田専太…
堂昌一:画、矢桐重八「ぬめ肌女郎」(「裏窓」あまとりあ社、昭和38年8月号) 岩田専太郎:画、八切止夫「ちゅうちゅう鼡」(「自由新報」昭和45年)
春日章:画、団鬼六「肉の顔役」(「SMファン」司書房、昭和57年3月) 春日が書く文字はいつも面白い。サインも独特だが「団鬼六」の文字も個性的だ。「第」などは、どうしてこのような形になるのか理解出来ないくらいにまで変形させて楽しんでいる。思い通…
http://tokyodoshoten.co.jp/blog/?cat=3・『必携古典籍古文書料紙事典』刊行記念講演』 ──文字を記し、古くから伝わる和紙」── ・講師………宍倉佐敏 ・日時………10月15日(土) 開場14時30分、開演15時〜17時 ・会場………東京堂書店・神田神保町書店6階 ・入場料……
春日章:画「四畳半壁下描き」(「あぶろまん」s56.4) 春日章:画「四畳半壁下描き」(「あぶろまん」s56.4) 春日章:画「四畳半壁下描き」(「あぶろまん」s56.4)