2021-01-01から1年間の記事一覧

安野光雅の絵本作りの原点を探る(1)……『ふしぎなえ』1-1.エッシャーの本との出会い

『ふしぎなえ』1-1.エッシャーの本との出会い 安野光雅は、エッシャーの本との出会いの感動を「パリに行った。ゴッホの墓とエッシャーの本は、軍隊で上等兵にぶんなぐられて以来の顔の痛みを再発させた。そして絵本『ふしぎな絵」ができた。」(『みずをかぞ…

【絵手紙を習う……(7)絵手紙4枚目は、次男の嫁の実家から贈られたお歳暮礼状に!】

【絵手紙を習う……(7)絵手紙4枚目は、次男の嫁の実家から贈られたお歳暮礼状に!】 次男の嫁の実家からは、「Le TAO のアイス・サブレ・グラッセ」が冷凍便で贈られてきました。甘党の私にはたまらない、冷たく美味しいアイス・サブレ・グラッセでした。暖…

【しん散歩(186)……西武柳沢駅南口!】 

【しん散歩(186)……西武柳沢駅南口!】 写真上=「西武柳沢駅南口に放置された自転車」(『市報ほうや』昭和58年12月より転載。 写真下=白黒写真と同じと思われる場所を2021年9月28日に撮影。 西武新宿線・西武柳沢駅南口、昭和58年に撮影

絵手紙を習う……(6)毎週1枚!】

【絵手紙を習う……(6)毎週1枚!】 武者小路実篤のように1日1枚描こうと思ったが、ちょっとハードルが高いので、毎週1枚描くことにした。それでも1年続ければ50枚は描くことになる。頑張って100枚できたら、名刺に「絵手紙作家」なんて肩書きをつけちゃおう…

【しん散歩(185)……西武池袋線・ひばりヶ丘駅前で人権マンガ展!(昭和48年に撮影)】 

上=西武池袋線・ひばりヶ丘駅南口「駅前で人権マンガ展」、昭和48年撮影。 写真上=西武池袋線・ひばりヶ丘駅南口「駅前で人権マンガ展」、昭和48年撮影。「人権について分かりやすく、興味をもってもらえる取り組みとしてひばりヶ丘駅前で人権…

【絵手紙を習う……(5)絵手紙3枚目は、弟からのお歳暮の礼状に!】

弟からのお歳暮への礼状、イチゴを描いた「甘ずっぱいおもいでの味」 【絵手紙を習う……(5)絵手紙3枚目は、弟からのお歳暮の礼状に!】 今年は早くからおお歳暮が届く。昨日は弟からお歳暮が届いた。なぜか姉から送られてきたものもハムでした。 3枚目の絵…

【絵手紙を習う……(4)絵手紙2枚目は、お歳暮の礼状に!】

姉からのお歳暮の礼状に使った絵手紙 12月に暦が変わった途端に、姉からお歳暮が届いた。「お姉さんにお礼状を送っといてね!」との言葉にすぐに反応し、2枚目の絵手紙レンコンのえの「明るい明日が見える」使うことにした。 姉からは、LINEで、「教えに行っ…

【絵手紙を習う……(3)初めて絵手紙を送る!】

ご恵贈いただいた細川光洋『吉井勇の旅鞄』のお礼状として、習い始めて初めて使うカブを描いた絵手紙「旬が一番」を送った 絵手紙を習い始め、誰かに出してみたいなと思っていた矢先に、タイミングよく吉井勇研究の第一人者である細川光洋さんから、428Pに及…

【絵手紙を習う……(1)準備編、続・準備編】

【絵手紙を習う……(1)準備編】 12月から絵手紙同好会に入会することにした。11月4日に住吉町「ルピナス」で毎月1回開催している絵手紙同好会に入会の手続きに行ってきました。 何も知らずに行ったのだが、実は老人会のサークルで、手続きが結構大変。まずは…

【絵筆散策西東京・看板建築(28)……「インドレストラン・RAJ」(西東京市南町4丁目、田無駅南口すぐ近く)】

【絵筆散策西東京・看板建築(28)……「インドレストラン・RAJ」(西東京市南町4丁目、田無駅南口すぐ近く)水彩画、F6(31.8×41.0cm)、2021.7.22 「インドレストラン・RAJ」(西東京市南町4丁目、田無駅南口すぐ近く)水彩画、F6(31.8×41.0cm)、2021.7.22…

【絵筆散策西東京・看板建築(27)……「当たり矢」(西東京市市南町市役所通り)】

【絵筆散策西東京・看板建築(27)……「当たり矢」(西東京市市南町市役所通り)水彩画、F6(31.8×41.0cm)、2021.7.12】 西東京市南町市役所通り「当たり矢」 市内では良く見かける長屋風の看板建築だ。市役所や図書館、公民館などに行くときにこの建物の前…

【しん散歩(184)……西武新宿線・東伏見駅東側踏切ヘ向かう!(昭和52年)】  

【しん散歩(184)……西武新宿線・東伏見駅東側踏切ヘ向かう!(昭和52年)】 写真上=「東伏見駅東側踏切ヘ向かう」1977(昭和52)年撮影、西東京図書館蔵。 写真下=白黒写真と同じと思われる場所を2021年10月6日に撮影。 写真上=「東伏見駅東側踏切ヘ向か…

【しん散歩(183)……橋場交差点でシートベルト着用いっせい指導!(昭和61年)】

【しん散歩(183)……橋場交差点でシートベルト着用いっせい指導!】 写真上=シートベルト着用いっせい指導(旧田無市・橋場交差点で)」(『たなし市報』昭和61年2月)より転載。 「今年に入って元日から1月10日までのわずか10日間に、都内で10人が…

【しん散歩(182)……ゴルフ練習場東伏見!

かつてはゴルフ練習場(写真上)だったアイスアリーナ(写真下) 写真上=ゴルフ練習場東伏見(『わたしたちのほうや』保谷市教育委員会、昭和56年)より転載。 写真右=白黒写真と同じと思われる場所を2021年9月11日に撮影。現在は「ダイドードリン…

【しん散歩(181)……東町・民族学博物館跡地に残るスダジイの巨木!】

【しん散歩(181)……東町・民族学博物館跡地に残るスダジイの巨木!】 写真上=「民族学研究所」昭和30年頃撮影か?(『高橋文太郎の真実と民族学博物館』西東京市・高橋文太郎の軌跡を学ぶ会、2008年6月)より転載。写真左端に写っている樹木が、現在も残…

【書棚から一冊・挿絵のある本(95)….オーブリー・ビアズリー:画、『名言集』( J.M.Dent.London、1893年〜)の挿絵を紹介します!】 ウォルター・ジェロルド編サミュエル・フット、ジオドー・フック著『名言集』1894年 オーブリー・ビアズリー画『…

【書棚から一冊・挿絵のある本(94)その5….オーブリー・ビアズリー:画、トマス・マロリー『アーサー王の死』( J.M.Dent.London、1892-93)の挿絵や縁飾り、章頭飾りなど約580点を5回に分けて紹介します!最終回】 何気なく見ていた『サロメ』などにたくさ…

【書棚から一冊・挿絵のある本(94)その4….オーブリー・ビアズリー:画、トマス・マロリー『アーサー王の死』( J.M.Dent.London、1892-93)の挿絵や縁飾り、章頭飾りなど約580点を5回に分けて紹介します!】

ビアズリー:画「章頭飾り」、トマス・マロリー『アーサー王の死』( J.M.Dent、1892-93) ビアズリー:画「章頭飾り」、トマス・マロリー『アーサー王の死』( J.M.Dent、1892-93) ビアズリー:画「章頭飾り」、トマス・マロリー『アーサー王…

【書棚から一冊・挿絵のある本(94)その3….オーブリー・ビアズリー:画、トマス・マロリー『アーサー王の死』( J.M.Dent.London、1892-93)の挿絵や縁飾り、章頭飾りなど約580点を5回に分けて紹介します!】

このころになると、ビアズリーは、ジャポニズムの影響を受けた新たな表現技法を手中にしており、『アーサー王の死』の挿絵をバーンジョーンズ風のスタイルで描くことが、本来自分がやるべき仕事ではないことに気づき、やや嫌気をさしていた。それでも仕事と…

【書棚から一冊・挿絵のある本(94)その2….オーブリー・ビアズリー:画、トマス・マロリー『アーサー王の死』( J.M.Dent.London、1892-93)の挿絵約580点を5回に分けて紹介します!】

ビアズリー:画「章頭飾り」、トマス・マロリー『アーサー王の死』( J.M.Dent、1892-93) ビアズリー:画「アーサー王と不思議なマント」、トマス・マロリー『アーサー王の死』( J.M.Dent、1892-93) ビアズリー:画「章頭飾り」、トマス・マ…

【書棚から一冊・挿絵のある本(94)その1….オーブリー・ビアズリー:画、トマス・マロリー『アーサー王の死』( J.M.Dent.London、1892-93)の挿絵約580点から150点ほどを選び4回に分けて紹介します!】

ビアズリーは、ビアズリー:画、トマス・マロリー『アーサー王の死』( J.M.Dent.London、1892-93)に、20枚の1ページ大、および2ページ大の挿絵、550点に近い縁飾り、装飾、各省の見出し、頭文字、小カットを描いた。この仕事は1年6ヶ月にわたり製作し…

【書棚から一冊・挿絵のある本(93)….オーブリー・ビアズリー:画、オスカーワイルド『サロメ』(ボドリー・ヘッド社、1894年)の挿絵16点を紹介します!】

ビアズリーが、オスカーワイルド『サロメ』(ボドリー・ヘッド社、1894年)の挿絵を依頼されるきっかけとなったのは、1893年4月に発表されたばかりのワイルドのフランス語版戯曲「サロメ」に触発されたビアズリーが、美術誌「ステューディオ」創刊号の表紙に…

【書棚から一冊・挿絵のある本(92)その4….名取春仙:画、夏目漱石「三四郎」(『東京朝日新聞』明治41年9月1日〜12月29日、117回連載)の挿絵115点を4回に分け、第4回目(93回〜117回)の24点を紹介します!】

名取春仙、夏目漱石「三四郎」第93回(『東京朝日新聞』明治41年9月1日〜12月29日、117回連載) 名取春仙、夏目漱石「三四郎」第94回(『東京朝日新聞』明治41年9月1日〜12月29日、117回連載) 名取春仙、夏目漱石「三四郎」第95回(『東京朝日新聞』明治41…

【書棚から一冊・挿絵のある本(92)その3….名取春仙春:画、夏目漱石「三四郎」(『東京朝日新聞』明治41年9月1日〜12月29日、117回連載)の挿絵115点を4回に分け、第3回目(63回〜92回)の30点を紹介します!】

名取春仙;画、夏目漱石「三四郎」第63回(『東京朝日新聞』明治41年9月1日〜12月29日) 名取春仙:画、夏目漱石「三四郎」第64回(『東京朝日新聞』明治41年9月1日〜12月29日、117回連載) 名取春仙:画、夏目漱石「三四郎」第65回(『東京朝日新聞』明治41…

【書棚から一冊・挿絵のある本(92)その2….名取春仙春:画、夏目漱石「三四郎」(『東京朝日新聞』明治41年9月1日〜12月29日、117回連載)の挿絵115点を4回に分け、第2回目(33回〜62回)の30点を紹介します!】

名取春仙;画、夏目漱石「三四郎」33回(『東京朝日新聞』明治41年9月1日〜12月29日、117回連載) 名取春仙;画、夏目漱石「三四郎」34回(『東京朝日新聞』明治41年9月1日〜12月29日、117回連載) 名取春仙;画、夏目漱石「三四郎」35回(『東京朝日新聞』…

【書棚から一冊・挿絵のある本(92)その1….名取春仙春:画、夏目漱石「三四郎」(『東京朝日新聞』明治41年9月1日〜12月29日、117回連載)の挿絵115点を4回に分け、第1回目(1回〜32回)の30点を紹介します!】

取春仙:画、夏目漱石「三四郎」1(『東京朝日新聞』明治41年9月1日〜12月29日 名取春仙:画、夏目漱石「三四郎」2(『東京朝日新聞』明治41年9月1日〜12月29日) 名取春仙:画、夏目漱石「三四郎」3(『東京朝日新聞』明治41年9月1日〜12月29日) 名取春仙…

【書棚から一冊・挿絵のある本(91)その2….『デモ画集』(如山堂書店、明治43年10月)に掲載された名取春仙春:画、島崎藤村『春』の挿絵52点のうち後半の26点を紹介!】

名取春仙:画、島崎藤村「春」138(『デモ画集』如山堂書店、明治43年10月) 名取春仙:画、島崎藤村「春」139(『デモ画集』如山堂書店、明治43年10月) 名取春仙:画、島崎藤村「春」140(『デモ画集』如山堂書店、明治43年10月) 名取春仙:画、島…

【101冊の挿絵のある本(91)その1….『デモ画集』(如山堂書店、明治43年10月)に掲載された名取春仙春:画、島崎藤村『春』の挿絵50点を2回に分けて紹介!】

『春』(はる)は、当初書き下ろしの予定でしたが、二葉亭四迷の勧めで、1908(明治41)年4月7日から8月19日まで「東京朝日新聞」に連載された、同年10月に緑陰叢書第二篇として自費出版した。 新聞連載時の挿絵と自費出版時の挿絵は異なっている。 今回は、…

【100均サボテンが咲いた‼︎】 4〜5年前に、100均で購入した高さ5〜6cmほどの小さなサボテンが、今朝、見事な白い花を咲かせていました。 5年間ほどずっと無言で見つめ合っていた植物が、突然話し出してくれたようで、感激しました。 4〜5年前に100均で購入し…

【神保町・九段下は看板建築の宝庫!】

【神保町・九段下は看板建築の宝庫!】 一昨日、九段下の某出版社へ打ち合わせに行ってきました。4時に終わったので、九段下、神保町あたりの看板建築を探しながらぶらりと「しん散歩」を楽しみました。北向きの店舗が多い神保町あたりを撮影するには、ちょ…