2011-01-12 ひとり出版社、本の手帳社の唯一の刊行物「本の手帳」10号が、いよいよ発売! 予定より1ヶ月遅れてしまいましたが、1月31日に発売予定いたしております。明日、印刷入稿予定なので28日頃には納品されるのではないかと思っております。いつものことですが今号も大変に難産でした。だれですか、高齢出産だからナ、なんて揶揄するのは。とはいうものの、今回からInDesignで制作を進めることにしたら、校正やルビなど多少は楽になり、どうにかこうにか10号にたどり着くことが出来ました。 今号は初登場の執筆者が3人。縄田雄二、龍 秀美、鳥羽耕史。発売日より一足先に全執筆者と内容の一部をここにご紹介させていただきます。 「本の手帳」10号 特集・吾輩ハ書物二溺レル猫デアル 発行=本の手帳社 [2011年1月31日/A5/64頁/¥1,000+50] 「本の手帳」10号表紙 田坂憲二「立原道造新収書簡と立原道造記念館のこと」 縄田雄二「マルセル・バイアーの小説『密偵』初版本のカバー」 中村恵一「落合に交錯した二人の女流作家と二人のみどり」 喜夛孝臣「伏字周囲」 【二刷楽会】坂口博「詩集は二刷が面白い(上)」 【二刷楽会】龍 秀美「幻の詩集─一丸章『天鼓』」 【二刷楽会】鳥羽耕史「二十一世紀のガリ版刷『原爆詩集』─平和運動と“海賊版”」 大貫伸樹「齊藤昌三が装丁する奇抜な素材を用いた美しい本…その2」