2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧
岡崎立『岡崎立作品集 鳥百態』(山と渓谷社、1988年) 岡崎立『岡崎立作品集 鳥百態』(山と渓谷社、1988年) このヤマセミ1枚を見ただけで、度肝を抜かれた人も多いのではないでしょうか。まるで生きているかのようで、そのうちに飛び立つのではないかとさ…
絵/松岡達英、文/塩野米松『野外探検大図鑑』(小学館、1999年) 絵/松岡達英、文/塩野米松『野外探検大図鑑』(小学館、1999年) 絵/松岡達英、文/塩野米松『野外探検大図鑑』(小学館、1999年) BBE-PAL誌上でウェークエンド・ナチュラリストを連載してい…
この本もレイアウトのすごさに魅せられて、つい購入してしまったもの。どうです、この大胆なレイアウトは。お好みの水彩画ではなく、写真を使っている図鑑ではあるが、美しさは一押しです。 アンドリュー・シェヴァリエ『世界薬用植物百科事典』(誠文堂新光…
"TREES AND SHRUBS OF BRITAIN"(リーダーズダイジェスト、1981)coverpainted by Shirley Felts 函 この本を購入した頃には、この本をまねして水彩画を自己流で描いていた。当時小学生だった息子の友だちが遊びに来たときに、キンニクマンやドラゴンボールを…
そんな本の虫干しのためにも、取り出して、お気に入り図鑑を何冊か紹介しよう。 牧野四子吉『牧野四子吉生物画集』(講談社、昭和61年)函 牧野四子吉『牧野四子吉生物画集』(講談社、昭和61年)本文より 牧野四子吉『牧野四子吉生物画集』(講談社、昭和61…
写真は雑誌の表紙12月分です。 「音のでる楽譜 ジングルベル」壁にかけて、神社の鈴のようにヒモを引っ張ると、リン、リン、ジャンと鳴る仕掛けになっています。 写真は卓上カレンダー12月分です。 5人ものサンタクロースがソリに乗っています。船頭多くして…
「図書設計」「本の手帳」などに、マジな原稿をコツコツ地味に書いていることが少しは認められたのだろうか、 11月26日は東京造形大学で「モノ作り」について講演180分 12月9日は桑沢デザイン研究所で「製本史講演と製本実演」180分 12月18日は早稲田大学文…
三好十郎没後50年記念誌編集委員会編『劇作家 三好十郎』(書肆草茫々、2008年10月)装丁:高栖謙、装画:三好十郎 装丁家である私に、装丁ではなく執筆だけの依頼が来るとは? 「本の手帳」の寄稿者でもある創言社・坂口博さんの紹介によるものだが、坂口さ…
写真は、リビングを陣取り、撮影の出番を待つ「小枝の妖精たち」。オブジェ台の左右寸法が50cmあるので、大きさがどんなものかわかるでしょう。人形の背の高さは15〜20cmです。 今年は、卓上用の他に壁掛け用のカレンダーも作るので、合計18のオブジェを用意…
間違いなく、他人の図鑑をもとにしていたのだろう。それはそれとして、白黒の線画で描かれた絵をカラーで再現していたとしたら、それはそれで一つの才能ではないだろうか。そう思ってさっそく村越三千男『内外植物原色大図鑑』(植物原色大図鑑刊行会、昭和8…
斎田・佐藤『最新図説内外植物誌』(大日本図書、大正6年) 村越三千男『図説植物事典』(中文館書店、昭和13年) カニサボテンを調べてみると、やはりよく似ている。素人の私が、次々に見つけることが出来るのだから、かなりの確立で、他の図鑑を参照にして…
その辺に興味を持った俵浩三『牧野植物図鑑の謎』(平凡社新書、1999年)では、興味深く追及しているので、一読をお勧めします。 俵浩三『牧野植物図鑑の謎』(平凡社新書、1999年) キャプションには「図27.ユリノキ中央の村越「続野外植物の研究」(1907)…
村上三千男『図説植物辞典』(中文館書店、昭和13年) この『図説植物辞典』には6000点に及ぶ内外の植物が図版とともに掲載されている。単純には6000種もの植物を観たということに驚くが、それをみな精密な絵にしているということに更に驚かされる。現実には…
開高健の刊行の言葉には「人と木はたがいに生かしあわねばならない。すでにきられて紙になってしまった木は、それに見あうだけの事物につくりかえられねばなるまい。……これらは、鳥獣虫魚についての、心の純正食品となるはずの、記録であり、讃歌である。昨…
大佛次郎・原作/森秀樹『天駆』全4巻(小学館、2001年9月〜2002年10月) 大佛次郎・原作/森秀樹『天駆』全4巻(小学館、2001年9月〜2002年10月) 「角兵衛獅子」「池田屋事変」「山嶽党」「鬼刃番」は角兵衛獅子の杉作と、天狗こと倉田典善との心の触れ合…
村越三千男『内外植物現職大図鑑第4巻』(植物原色大図鑑刊行会、昭和8年) 村越三千男『内外植物現職大図鑑第4巻』(植物原色大図鑑刊行会、昭和8年)
帯の文言から 「この男がいなければ、Suicaはなかった? 欧米企業が引き起こした非接触型ICカード市場争奪戦──その陰でいったい何が起きていたのか。国際標準化バトルフィールドで繰り広げられる熾烈な戦いを赤裸々に語る。」(『世界市場を制覇する 国際標…
さらに「明治四〇年ころの理科教育は、身近な自然観察が基本であり、なかでも植物を教材とすることが主流だった。しかも理科の教科書は使用禁止であり、『一つの小学校ごとに異なった教材を選択しなければならぬ』ことが要求されていた。理科を担当する教師…