2017-01-01から1年間の記事一覧

消しゴムハンコでオリジナルカルタ…8枚目「わ」完成!

【消しゴムハンコでオリジナルカルタ…8枚目「わ」完成!】 お正月がもうすぐなので、おめでたい版画をつくってみようと思い「笑う角には福来る」をつくってみました。あまりたくさん色を使っていないように見えますが、実は11版も使いました。

おとなの駄菓子講座…イカ天うどん

【おとなの駄菓子講座…イカ天うどん】 小腹が空いた時に、駄菓子屋さんで食べられる気の利いたおやつの簡単レシピ「おとな駄菓子…イカ天うどん」を紹介します。 「子供の頃に友達と入った駄菓子屋のような、 楽しいことがいっぱい並んでいる居心地のいいお店…

消しゴムハンコでオリジナルカルタ…6枚目「き」完成!

【消しゴムハンコでオリジナルカルタ…6枚目「き」完成!】 「窮鼠猫を噛む」は、ネズミ窮して猫を噛み人貧しゅうて盗みす、というように解釈されていますが、貧しい人が盗みをするような誤解を生みそうですし、貧しければ盗むのは当たり前のような盗むことを…

消しゴムハンコでオリジナルカルタ…6枚目

【消しゴムハンコでオリジナルカルタ…6枚目「し(じ)」完成!】 「し(じ)と言われても何の絵なのか判断が難しいと思います。そもそもは、「き」「窮鼠(きゅうそ)猫を食む」でしたが、この絵札の案がたくさんできてしまい、せっかくなので、一案はカラス…

消しゴムハンコでオリジナルかるた5枚目

【消しゴムハンコでオリジナルカルタ…5枚目「どろぼう猫」】 本当は「猫糞(ねこばば)」でしたが、「猫に小判」とダブってしまうので、意味は同じようなので「どろぼう猫」にしました。 版は10枚作りました。今までに製作した消しゴムハンコでは一番手が混…

「印刷雑誌」12月号を駄菓子屋に展示

【柳沢ベースに「印刷雑誌」12月号を展示!】 「印刷雑誌」12月号が届いたので、イラストとモチーフ、12月号刊本を西東京市の駄菓子屋・ヤギサワベースに展示してきました。 10年間描き続けてきた表紙絵ですが、紙面刷新に伴い12月号が最後になりました。応…

オリジナルカルタ3枚目完成!

【オリジナルカルタ3枚目「噂をすれば影がさす」完成です】 制作工程で、何度もトラブルが続いたカルタ「噂をすれば影がさす」がなんとか完成しました。 ▲第3枚目、「う」…「噂をすれば影がさす」。実は「猫に鈴をつける」のつもりでしたが、すでに「猫に小…

ニコニコTVライブに出演! 装丁、執筆、消しゴムハンコを語る

【ニコニコTVライブ(生中継)…大貫伸樹の仕事&趣味】+【消しゴムハンコ作品展クローズドパーティ・うまか棒食べ放題+版画制作実演】 明日20日(月)19:00〜20:00、西東京市の駄菓子屋・ヤギサワベースで行われる、大根田 利夫さんの「ニコニコTVライブ(…

『ナンシー関 全ハンコ5147』

【『ナンシー関 全ハンコ5147』を購入!】 自称ケシゴム版画家の私にとっては神のような存在のケシゴム版画家・コラムニストナンシー関の作品集『ナンシー関 全ハンコ5147』(アスペクト、2008年)を購入した。 39歳で亡くなったナンシーが制作した現存する…

「北斎とジャポニスム」展にいってきました!

【「北斎とジャポニスム」展(於:国立西洋美術館)にいってきました!】 セザンヌもモネもドガもゴーギャンもゴッホも、エミール・ガレおまえもか! というほど、わたしが知っている印象派・後期印象派の画家たちや工芸家たちは、ごそって葛飾北斎に憧れ影…

消しゴムハンコかるた作りに挑戦…「猫に小判」完成!

【消しゴムハンコかるた作りに挑戦…「猫に小判」完成!】 かるた作りの第一弾「猫に小判」が完成した。 色版は8枚。グラデーションは特に版を作らないが、摺るときには色の上に重ねてするので2度摺りになり、一枚作るのに10回摺ることになる。

かるた「猫に小判」作りに挑戦!

猫に小判といえば、多くのかるたの絵カードは小判を無視したりかじったりしている絵札が多くパターン化している。そのパターンから脱出するには、猫に小判を与えてもその価値は解らない、というところをどう解釈するかが、この絵札のおもしろさを引き出すポ…

除籍本大収穫!

【除籍本大収穫!】 図書館に返本に行ったら、美術系の本がたくさん除籍本になっていた。徒歩で来たのであまりたくさん持てないので写真の5冊だけいただいてきた。図書館のラベルが貼っていない本は、寄贈されたものか? 以前から興味を持っていた内藤ルネ『…

教えて、この読み札は何?

【一人かるたで勝負!…教えて、この読み札は何?】 「ことわざかるた」(奥野かるた店) 写真の「ら」の読み札が何なのか、全く思いつかず、色々考え悩まされた。上方かるたと江戸かるたでは内容がだいぶちがうらしいと言うことに気がつかず根負けして、とう…

11年間の総仕上げ…『印刷雑誌』12月号表紙絵

【11年間の総仕上げ…『印刷雑誌』12月号表紙絵】 2007年から11年間描き続けてきた『印刷雑誌』の表紙絵が12月号で最後になる。毎年1年契約で描かせていただいてきたが、今年で、本当の最終になるらしい。創刊101年目となる節目にあたり大幅なイメージチェン…

消しゴムはんこ教室

人気TV番組「プレバト」で消しゴムはんこが始まり、トレンド入り(ツイッターで“いま”盛り上がっている話題)した熱い「消しゴムはんこ」をやってみよう! 大貫伸樹作「ないしょ話」 大貫伸樹作「蝶と戯れる青猫」 ♫消しゴムはんこ教室のお知らせ【食とアトリ…

一人かるたで勝負!

【一人かるたで勝負!】 帯状疱疹といっても一日中寝込んでいるわけではありません。何もしないでいるのも手持ちぶたさなので、一人かるたをやっています。ルールは、まず絵カードを適当に並べます。次に文字カードを読みます。絵カードを取らずに、「私なら…

牧野式植物図II(於:牧野記念庭園記念館)展を観てきた

【牧野式植物図II(於:牧野記念庭園記念館)展を観てきました!】 牧野記念庭園記念館外観 牧野記念庭園記念館で気張られていたリーフレット 牧野記念庭園記念館で気張られていたリーフレット 牧野富太郎は「日本の植物学の父」といわれ、1,500種以上の新種…

週一版画のおすすめ!

【消しゴム版画作品展(於:西東京市・ヤギサワベース)に2点追加!】 作品展の開始時点では一列(8点)しか展示作品がありませんでしたが、昨日の2点追加で三列まで増殖しました。 今回も色が決まらず、一つの作品にいろいろな色の作品が出来てしまいました…

クローン文化財ってなんだ!

【素心伝心…クローン文化財 失われた刻の再生】(於:東京芸術大学)を見てきました。 「文化財は古くより〈保存〉と〈公開〉の両立が求められるという矛盾を抱えています。劣化する文化財の保存には非公開が最良の選択ですが、公開されないと価値が共有され…

『妖精の女王』が第54回日本翻訳文化賞を受賞

造本設計・デザインを担当した超豪華な本、福田昇八訳、エドマンド・スペンサー『妖精の女王』(九州大学出版会、2016.10、定価30,000円〔税別〕)が、「このたび、…第54回日本翻訳文化賞を受賞されました。」とのメールが昨夜、九州大学出版会から送られて…

「印刷雑誌」10月号表紙及びイラスト、モチーフを展示!

【「印刷雑誌」10月号表紙及びイラスト、モチーフを展示!】 「印刷雑誌」10月号が発売され見本誌が送られてましたので、西東京市の駄菓子屋・ヤギサワベースに展示してきました。 同時にイラストの原画とイラストのモチーフも展示してきました。 今月は海外…

ボタニカルアート倶楽部展に向けて

【1月23日からのボタニカルアート倶楽部作品展に向けて!】 ボタニカルアート教室(於:西東京市・田無公民館)に行ってきました。来年1月に西東京市・柳沢公民館ロビーでの作品展開催が決まってから、受講者の皆さん目の色が変わってきました。 私も作品展…

描かれた猫…4「猫又または化け猫」

【描かれた猫…4「猫又または化け猫」】 猫股(ねこまた)は、日本の民間伝承や古典の怪談、随筆などにあるネコの妖怪。 大別して山の中にいる獣といわれるものと、人家で飼われているネコが年老いて化けるといわれるものの2種類がある。『本朝食鑑』には、お…

ご長寿縁起カードシリーズ第4弾「二匹の蝶と戯れる青猫」

【けしごむ版画新作「二匹の蝶と戯れる青猫」完成!】 今日の新作はご長寿縁起カードシリーズ第4弾「二匹の蝶と戯れる青猫」。作品展期間の9月末までにあと5点くらい作ろうと準備を進めていますが、だんだん色数が増えてきて、版を彫るだけでも1日で終わらな…

大貫伸樹消しごむ版画展!

【大貫伸樹消しごむ版画展!】 国芳などの猫の絵を見ているうちに、自分でも猫の絵を作りはじめ、ワークショップのサブ企画として作品展も開催させていただきました。 1日だけの企画「消しゴム版画と缶バッジを作ろう」(於:西東京市の駄菓子屋さん・ヤギサ…

描かれた猫…?「猫と蝶」

【描かれた猫…?「猫と蝶」】 昔から、たくさんの猫と蝶が戯れる絵が描かれているが、私は生まれてこのかた猫と蝶が戯れている場面を見たことがない。 実は、「猫に蝶」は、猫と蝶という好ましい組み合わせをモチーフにした長寿を願う縁起のよい画題なのだそ…

ミノムシをみつけた!

【ミノムシ発見!】 10数年前に、斎藤昌三のげて本『書斎の岳人』の影響を受け、ミノムシで本のカバーを作ってみようと思い探し歩いたが、1匹も見つからなかった。どこにでもいると思っていた昆虫が知らないうちにどこにもいなくなっていたのだ。調べてみた…

描かれた猫…?

【描かれた猫…?】 浮世絵師のなかで一番たくさん猫の絵を描いたのは歌川国芳といってもいいだろう。描かれた作品群は他の浮世絵師たちの追随を許さないほど秀逸なものばかり。 そんな中でも、私のイチオシは「鼠よけの猫」だ。図中の文字を読み解くと 「この…

描かれた猫…?

【描かれた猫…?】 最近、ゴム版画で猫の絵を数点描いてから、急に猫に興味を持つようになりました。かといって猫派ですか? と聞かれると、特に犬も猫も飼育したことがなく、5年ほど前に犬に噛まれ怪我をしたので犬を消去すると、猫好きとなった消極的猫派で…