2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧
佐々木悟郎:装画、「NHKラジオ 実践ビジネス英語」(2010年4月号) 大貫伸樹:装画、「印刷雑誌」4月号(印刷学会出版部)
〒160-0004 東京都新宿区四谷4-24中島第一ビル9C
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……堀口 稔(56-63P) と、写真や挿絵が盛りだくさんで、ビジュアルな紙面構成になっています。
……喜夛孝臣(46-55P)
─河出書房のカラー版『日本文学全集』のこと─
……中村恵一(24-33P)
─伊達得夫と朝日書房─
……大貫伸樹 (2-15P)
自費出版「本の手帳」8号表紙 下記に目次を紹介します。
和田英作:装丁「明星」(明治41年2月) 「終刊を迎える一九〇八[明41]年は、和田英作の「メブサ」が表紙を飾った。三色刷で、髪の毛が蛇となったメデューサを描いている。中村義一は『自然主義的傾向にむしろふさわしい表紙絵』と指摘している。それより…
藤島武二:画、「明星」第4号、表紙4(明治35年) 「じつは、この記号が含意するものが、表紙の女性像を考える時に重要な意味をもってくるのである。♀の記号は占星術で金星を表している。むろん、『明星』という誌名は、金星を意味している。そして、忘れて…
「一條の表紙画の構図は、中宮寺半跏思惟像を下絵に、ミュシャのジョブのポスターを重ねることによって得られたのではないかというのが、私の推測である。それは、単なる合成ではなく、伝統という基層に西欧的要素を塗り重ねる、和洋の独特の配合によって仏…
第二「明星」第4号(明治35年4月)挿絵画家名不明、一條成美が描いたとも言われている。頭に掲げた星がアルフォンス・ミュシャ「サラ・ベルナール」ポスターより大きくなっているが、「明星」を強調したのであろう。 アルフォンス・ミュシャ「サラ・ベルナー…
木俣知史「『明星』の表紙画」には 「単なる読者の争奪戦ということではなく、両誌は、多層的な対抗関係にあったと考えられる。まず、新派和歌の覇権争いという面があった。大田登氏は“地方文芸誌『よしあし草』(『関西文学』)おける、「新聲」「明星」両…
http://www.syogai.jissen.ac.jp/
「明星」第1号(明治33年)と第3号 第3~5号の表紙に記載された、頭に明星をいただいたキューピッドが炬火を持って飛んでいる絵は、長原光太郎によって描かれたものだが、表紙装画は終刊号まで一条成美、藤島武二、和田英作と洋画家の手によって受け継がれた…
新聞や雑誌に洋画風挿絵が掲載されるようになったことについて正岡子規は「松蘿玉液」に、 「小説雑誌新聞の挿絵として西洋画を取るに至りしは喜ぶべき異なり。其の喜ぶべき所以(ゆえん)多かれど、第一、目先の変わりて珍しきこと、第二、世人が稍々西洋画…
「この時(*パリ万国博)出品された日本の美術工芸品は、評価・批判が相半ばする結果となった。たとえば、出品物の形態や文様等が類型化している点、機能性が充分に考慮されていない点、また値段が高価にすぎ、審査員がいずれも驚嘆するという批判が続出し…
「アール・ヌーヴォー」という名称が生まれたのは、1895年に美術商サミエル・ビングがこの名の店をパリに開いていた以来、それまで使われていた「モダーン・スタイル」に取って代わって使われるようになったもの。フランスでアール・ヌーヴォーの独自の様式…
「1894年2月、ベルギーの首都ブリュッセルにおいて、『自由美学』と題する大がかりな展覧会が開催された。これは10年ほど前から、オクターヴ・モースを中心に集まっていたベルギーの前衛画家グループ『二十人組』が新たに再編成され、再び出発する新しい門出…
「198世紀の歴史は、新古典主義からロマン派、写実主義を経て、印象主義にいたるまで比較的連続した一つの流れを形成している。フォービズムに始まる20世紀美術史はさらにそうである。だが、ここでよく注意していただきたい。モネや、ピサロや、ルノワールが…
S.T.マドセン『アール・ヌーヴォー』(平凡社、昭和45年) 「アール・ヌーヴォーの主だった装飾的特徴は、先端が鞭のようにしなって力強い動感を示す左右非対称の波打つような線である。このような線は、たとえばスコットランドにおけるそれ(図-2.1)のよう…
「アール・ヌーヴォーは様式としても運動としても、デザインの歴史の上で最も想像力に富んだ革新の一つである。その全盛期から半世紀経ってもなお、その創意のファンタジーは、二十世紀なかばの機能主義への予言、また完全に秩序ある新しい社会に、あらゆる…
マックマード「センチュリー・ギルドの雑誌『木馬』のためのデザイン、1884年
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