「トップ」第3巻第2号

濱野彰親さんが最初に挿絵を描いたという探偵・犯罪・実話「トップ」と言う雑誌を探していたら、「トップ」で検索すると数千項目でて来てしまうが、それでも根気よく探し続けたらついに「トップ」5冊を見つけた。取り合えずどれか安いのを購入してみた。すると、何と表紙は濱野さんではなく、富永謙太郎だった。富永も何れは書くことになるだろうから、今回はこれでも満足している。



富永謙太郎:画、「トップ」第3巻第2号(トップ社、昭和23年2月25日)


江戸川乱歩海野十三貴司山治などが執筆しているが、僅か48頁の薄い冊子なので、ぺらぺらとめくっていたら、濱野さんの挿絵がでてきた。これが、濱野政雄(彰親)さんのデビューの頃の作品だ。


濱野政雄:画、壇達二「人肉変電所」「トップ」第3巻第2号(トップ社、昭和23年2月25日)



濱野政雄:画、壇達二「人肉変電所」「トップ」第3巻第2号(トップ社、昭和23年2月25日)



ついでといっては申し訳ないが、富永謙太郎も紹介しよう。



富永謙太郎:画、武田敏彦「子に詫びる」(「主婦之友」、昭和25年10月)