演題 「新聞小説挿絵と石井鶴三・岩田専太郎」

  〜初めての挿絵家団体『挿絵倶楽部』と春陽会の仲間たち〜

 田端には明治末から昭和の初期にかけて多くの文士・芸術家が居を構え、数々の作品が生み出されると共に多彩な交流が行われました。
 今回の田端文士村記念館講演会では、数多くの田端文士芸術家の中から、「大菩薩峠」や「宮本武蔵」などの挿絵で知られる石井鶴三と、半世紀にわたり「鳴門秘帖」や「世に棲む日々」などの挿絵挿絵画家として第一線で活躍した岩田専太郎にスポットをあて、彼らが結成したわが国最初の挿絵家団体『挿絵倶楽部』や、田端文士村の草分けである小杉未醒(のち放庵)らが中心となって創立した美術団体・春陽会と彼らとの交流などについて、装丁家であり、装丁の歴史を研究なさっている大貫伸樹先生にご講演いただきます。
●演題…「新聞小説挿絵と石井鶴三・岩田専太郎」 
 〜初めての挿絵家団体『挿絵倶楽部』と春陽会の仲間たち〜
●日時…平成23年3月6日(日)開場:午後1時30分 開演:午後2時
●会場…田端文士村記念館ホール(JR田端駅北口から徒歩1分)
 http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/kanko/data/f/3.html
●講師…大貫伸樹装丁家、装丁・挿絵史家)
●定員…100名(応募多数の場合は抽選)
●費用…無料