2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧
分厚くて大型の「市井展の全貌」(A4 判・上製本函入り・540 頁)の続編が出ることになり、布や紙の選択をしている。「市井展」とは、百貨店美術部や日本画商(新画商)が開催した展観のことで、平たく言えば三越や高島屋など美術館以外で開催された美術展の…
息子夫婦が、父の日に水ようかんや、写真の新創社『東京時代Map』(光村推古書院、平成24年6刷)等をもって、訪ねてきてくれた。江戸時代の地図に現在の地図をトレーシングペーパーに印刷して重ねて見られるようになっているので、歴史を訪ねながら都心を散…
近所の垣根で見つけたトケイソウだが、この花の実がパッションフルーツだとは知りませんでした。まだ食べたことないので、よその庭ですが実がなるのが楽しみで〜す。 とりあえずどんな味がするのかキットカット/パッションフルーツでもたべてみよう〜と!
事務所の本を頑張って200冊ほどリサイクルに出し処分してきた。ちょっと待った!もったいないよ、と捨てられない本、1877年(明治10年)から1907年(明治40年)まで刊行された週刊の戯画入り時局風刺雑誌「團團珍聞」(まるまるちんぶん)や、挿絵史には欠か…
朝ドラで仲間由紀恵が扮する白蓮33歳の時に刊行した第二歌集『幻の華』(新潮社、大正9年第9版)が本箱から出てきた。竹久夢二が装丁した全面金箔押しの豪華な本で、前扉(写真下)にも金箔押しの犀が挿入されている。発売1年半で9版とはかなりの売れ筋だ。 …
◆都美術館で開催されている日本水彩展にいってきた。印象としては、大下藤次郎や丸山晩霞、三宅克己などの伝統を引継ぐ展覧会だけあって圧倒的に写実風の作品が多い。受賞者も入選者も圧倒的に女性の方が多いのもこの会の特徴といえる。 近い将来応募してみ…