【絵手紙を習う……(35)絵手紙同好会(於:西東京市・ルピナス)6回目に行ってきました。】
絵手紙教室の正式名称は「いずみ年輪クラブ・絵手紙同好会」。今日のお題は、「夏の風物詩」。
私は、ダイソーで購入した造花のひまわりと家にあったブリキの金魚、行く途中のスーパーマルエツで購入したトマトの3点を持参しました。朝9:00にコロナワクチン4回目接種を済ませ、その足で、絵手紙クラブへ向かいましたが、特に体調の変化はありませんでした。
一日(1時間30分)に3枚描くのは初めてですが、一度描いたことがあるモチーフもあるので、意外と短時間で描けました。大変だったのは、ブリキの金魚の鱗描きでした。
【絵手紙を習う(34)……第5回「絵手紙」講座に行ってきた!】
【絵手紙を習う(33)……「大貫伸樹の絵手紙」第8号完成!】
(絵手紙は投函してしまうと手元に残らないため、これは備忘録のようなものとして制作しており、配ったりするのを目的とはしていません。)
絵手紙は投函してこそ絵手紙ですので、全てが手元にも凝っているわけではありませんが、3月以降に描いて、このシリーズに掲載しただけでも128枚になりました。今年の目標を変更して360枚を目指します。残り5ヶ月ですので、約150日。1日1枚では360枚にならないな。
最近は、少し描き方を変えて、下絵に関係なく色を置いてみようと重置い思索を作ってみました。色も元のモチーフにあまり忠実でない方がいいのかな、と冒険してみました。
じつは、こんな色にしたらいいのにな、という夢を見たんです。パイナップルの右半分が青で、左半分がオレンジ色。忘れないうちに描こうと、朝起きてすぐに描きました。毎日描いているとこんなことも起きるんですね。
この、元のモチーフと違う色で描くのは、他にも描いてみました。「まけるな」です。
【8月7日(日)「安野光雅の絵本作りの原点を探る」講演会(於:西東京市・柳沢公民館)】
次から次へと新たな構想で絵本を作り続けた絵本作家・安野光雅の絵本創作のアイディアの源泉はどこにあるのか? 世界中から高く評価され多くの賞を受賞した安野の絵本から、安野にヒントを与えたのは誰か? どんな作品だったのかを読み解く「安野光雅の絵本作りの原点を探る」講演会を行います。
◆日時…令和4年8月7日(土)14:00〜16:00(13:40開場)
◆定員…50名(申し込み順)
◆申し込み方法…7月16日(土)午前10時から、
柳沢公民館へ来館、電話、メールにてお申し込みください。
・ Email:lib-uketsuke@city.nishitokyo.lg.jp
件名に「図書館講演会」本文に、①氏名②電話番号を記入してください
・申込先・問い合わせ先:柳沢図書館 TEL.042-464-8240
◆講師紹介
大貫伸樹(ブックデザイナー、装丁史・挿絵史研究家)
著書=『装丁探索』(ゲスナー賞受賞、造本装丁コンクール梓賞受賞)ほか
・講演内容予定…1.『ふしぎなえ』 2.『ABCの本』 3.『がまの油』など
◆参加される方へのお願い◆
・マスクの着用をお願いします。
・入室時には手指消毒、室内では咳エチケット等にご配慮ください。
・発熱や咳など、体調がすぐれない場合は参加をお控えください。
私がM.Cエッシャーの作品と出会ったのは、1968年、美大受験のための予備校に通うために上京した時でした。デザイナーでもあった予備校の先生が「これすごいだろう!」といってエッシャーの画集を見せてくれました。それまで、風景画や静物画、人物がなどばかりを描いていた私にとって、こんな世の中にないものを考え出して描く絵画があるんだ、と、それまでの美術の概念をひっくり返されました。おそらく安野光雅も、パリでエッシャーの画集を見た時に、同じように衝撃を受けたのではないかと思います。安野はそれから数年後に、絵本『ふしぎなえ』(福音館書店、1968年)のシリーズを描きはめた。画像は、『M. C. Escher (Portfolio)」Taschen America Llc(2004年)。
安野光雅のもう一つの代表的な表現手段は、切り絵です。安野の憧れの童話作家アンデルセンは切り絵の名手としてもよく知られています。安野は、このアンデルセンの影響を受けて切り絵をはじめたのか? 安野のアンデルセンへの心酔ぶりを見れば、その答えは明らかです。画像は、アンデルセンが得意としていた切り絵。1864年。