2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ニラの花はデジャブの香り

近所を散歩していたら、玉椿の垣根のわずかなすきまからニラの花園が見えた。思わずカメラを向けて、シャッターを切っていると老婆が近づいてきて、「どうしたの?」とたずねられたから、「ニラの花が……」とこたえると「ほんと、きれいね!」といって笑った…

散り際の彼岸花

散り際の彼岸花は夜空に咲く花火のように激しく鮮やかで切ない!

『漱石新聞小説復刻全集』のお詫び

ある書誌学者から「以前、ウエッブ http://d.hatena.ne.jp/shinju-oonuki/20120120 で不備をご指摘頂きました。高額なものをお買い求め頂きながら、大貫様のような方に買って頂くとは想定しない本造りでしたので、これまで申し訳ない氣持で一杯でしたが、ど…

「花子とアン」の「歩文庫」で子供たちが手にしていた『日本児童文庫

【捨てられない本】24日の朝ドラ「花子とアン」の「歩文庫」で子供たちに貸し出しされていた本は、私が大切にしている写真の円本全集『日本児童文庫』だったので、ちょっとうれしかった。当時の挿絵画家たちがたくさん参加しているので、資料として大分お世…

「日暮里菓子玩具問屋組合」は10年前に消えたが……

ネット検索の駄菓子問屋街でトップに出てくる「日暮里菓子玩具問屋組合」をプリントアウトして、さっそうと出かけたが、写真❶のような商店街は見つからなかった。交通整理をしているお巡りさんに尋ねてみたら、10年前になくなったという。ネットのデータって…

待ちに待ったから9月22日は水彩画教室デビュー記念日

待ちに待ったから9月22日は水彩画教室デビュー記念日。教室には、さんま、イカ、彼岸花などモチィーフがたくさんありすぎて、迷いましたが、今回は手のひらサイズのカボチャなどを描いてみました。教室は2時間なので、絵の具がなかなか乾かず結構焦りました。

文庫本、坂口尚『あっかんべェ一休』上下巻はお得

一休の漫画が、12日に購入した全3巻とは別の出版社からも刊行されているのを知り早速購入した。古い本なのでなかなか見つからなかったが、上下巻別々に購入することで入手できた坂口尚『あっかんべエ一休』上下巻(講談社漫画文庫、1998年、写真❶)。単行…

前衛的なデザイン「松竹座グラヒック(SHOUCHIKUZA NEWS)」大正12)

【捨てられなかったもの】当時としてはかなり前衛的なデザインだったと思われる「松竹座グラヒック(SHOUCHIKUZA NEWS)」は、1923(大正12)年、大阪松竹座開場とともに創刊された大阪や京都などの興業館のプログラムで、表紙デザインは山田伸吉を中心とし…

昭和は遠くなりにケリ

数年前、ある物産展で栃餅を食べてから、栃の実を探してみたいと思うようになり、お茶の水・明治大学近辺のトチノキをはじめ近所の公園など何度も探し歩いたが、なかなか見つけることが出来なかったが、昨日、昭和記念公園でやっと巡り合うことが出来た(写…

「学生にはみせません!」、『秘巻肉筆浮世絵』(芳賀書店)

【捨てられない本】学生時代に杉浦康平さんの事務所でアルバイトをしていたときに、この本の色校正が出てきて、「ぼかしの面積が大きすぎるのでは?」等と話し合っていましたが、奥さんが「学生にはみせません!」といって私は見せてもらえなかった『秘巻肉…

漫画本から一休さんが実在の人物だと知った

小学生の頃、「♪い〜っきゅうさん、いっきゅうさん♪このはしわたっちゃいけません♪」と給食の時間に一休さんの歌が流れていて、今だにメロディとともに歌詞までがはっきりと浮かんでくる。その後、一休さんについては特に興味を持つこともなく写真❶のような…

新井薬師前・哲学堂六賢台と喜連川田園を出品することになった。

水彩画教室の初日ですが、いきなり「展覧会があるので何かを出品するように」といわれ、とりあえず5〜6年前に描いた水彩画を10点ほど持っていった。その中から川端保子先生が選んだ作品がこの2点、新井薬師前・哲学堂六賢台と喜連川田園を出品することになっ…

全判ポスター6点を残し、50枚ほどを処分

【捨てられないもの】普段はめったにみない天袋から、私が制作したひな人形や海水浴場など20枚を含めた全判のポスターが50枚ほど出てきた。赤帽が来る前日だったので、全てを見ている暇もなく、この6枚を残して全てリサイクルに回してしまった。 ❶、粟津潔・…

『少年世界』は日本画家が挿絵に積極的にかかわった

【捨てられない本】『少年世界』は、1895年(明治28年)1月に創刊し、1933年(昭和8年)頃まで博文館が出版した少年向け総合雑誌。京都『日出新聞』の小説主筆をしていた巌谷小波を主筆に迎え、1895年(明治28年)1月に、『少年世界』を創刊した。武内桂舟が…