2019-01-01から1年間の記事一覧

【101冊の挿絵のある本(17)…… 平野光一:挿絵、マルチノフ著、木村浩:訳『宇宙探検220日』の挿絵を紹介します。】

【101冊の挿絵のある本(17)…… 平野光一:挿絵、マルチノフ著、木村浩:訳『宇宙探検220日』(大日本雄弁会講談社、昭和31年)の挿絵を紹介します。】この本には29点の挿絵が入っています。今回はその中から23点を紹介します。表紙や口絵は平野の師匠にあた…

【101冊の挿絵のある本(16)…… 武井武雄:挿絵『アンデルぜン童話集』の挿絵を紹介します。】

【101冊の挿絵のある本(16)…… 武井武雄:挿絵、『アンデルぜン童話集』(興文社、文芸春秋社、昭和3年)の挿絵を紹介します。】この本には27点の挿絵が入っていますが、今回は27点すべてを掲載します。 ◆武井 武雄(たけい たけお、1894年6月25日-1983…

【101冊の挿絵のある本(15)……矢島健三:挿絵、『塙団右衛門』の挿絵を紹介します。

【101冊の挿絵のある本(15)…… 矢島健三:挿絵、『塙団右衛門』(大日本雄弁会講談社、昭和30年8月)の挿絵を紹介します。この本には34点の挿絵が入っていますが、今回はそのうちの20点を掲載します。 矢島健三の略歴を探しましたが、なかなか見つからず、…

【久しぶりに「クロマチック・ハーモニカ教室(於:西東京市・谷戸公民館)に行ってきました】 この教室に通うために購入したクロマチック・ハーモニカですが、1ヶ月通っただけで中断していました。今回は約1年ぶりの復帰です。いきなり渡された10曲ほどの楽…

「クリムト展 ウィーンと日本1900」(於:東京都美術館)に行ってきました。

【クリムト展に行ってきました!】 「クリムト展 ウィーンと日本1900」(於:東京都美術館)に行ってきました。「待望のクリムト展、過去最大級 19世紀末ウイィーンを代表する画家グスタフ・クリムト(1892-1918)。華やかな装飾性と世紀末的な官能性をあわ…

【101冊の挿絵のある本(14)…… 木村荘八:画、永井荷風『濹東綺譚』の挿絵を紹介します。】

【101冊の挿絵のある本(14)…… 木村荘八:画、永井荷風「濹東綺譚」岩波書店1937[昭和12〕年)の挿絵を紹介します。この本には33点の挿絵が入っていますが、今回はそのうちの20点を掲載します。 「荘八描く、娼婦お雪は下町の気安い、さっぱりした気性の中…

【101冊の挿絵のある本(13)…… 鈴木淳:挿絵、『かるたの王さま』の挿絵を紹介します!】

【101冊の挿絵のある本(13)…… 鈴木淳:挿絵、『かるたの王さま』(春陽堂、昭和4年)の挿絵を紹介します。この本には10点の挿絵が入っていますが、今回はその10点全てを掲載します。鈴木淳特有の個性ある表現をお楽しみください。 ◆鈴木 淳(すずき じゅん…

【101冊の挿絵のある本(12)……岡本帰一:挿絵、『ガリバア旅行記』の挿絵を紹介します。】

【101冊の挿絵のある本(12)…… 岡本帰一:挿絵、『ガリバア旅行記』(富山房、大正10年1月)の挿絵を紹介します。この本には75点もの挿絵が入っているので、今回はそのうちの20点を掲載します。 ガリバアは、「小人の国」へ行ったり、「大人の国」へ行…

【断捨離、断行! 本を捨てる‼︎ 】

【断捨離、断行! 本を捨てる‼︎ 】 一日一冊、一ヶ月で30冊、一年続ければ365冊、本を捨てることにしました。私のスチール本棚(8段)には1台につき500〜600冊が入っていると思われるので、一年かけても本棚一つ分も空にならない。ちょっと虚しいが、とりあ…

【101冊の挿絵のある本(11)……樺島勝一:挿絵、山中峯太郎『敵中横断三百里』】の挿絵18点を紹介します。

【101冊の挿絵のある本(11)……樺島勝一:挿絵、山中峯太郎『敵中横断三百里』(大日本雄弁会講談社、昭和6年)】の挿絵を紹介します。 連載時にはなかった梁川剛一の挿絵が、『少年倶楽部』別冊付録に再録された時に、新たに加えられた。梁川の挿絵は、精密…

【父の日サプライズ‼︎】

【父の日サプライズ‼︎】 「親孝行息子がやってきました〜!」と、長男が朝から訪ねてきた。角上で魚を買ってきたので、握り寿しを作ってくれるという。キッチンに立って、ご飯を炊き、魚を捌き、煮魚や寿しの準備を始めた。隣に住んでいる義母も誘って、賑や…

【101冊の挿絵のある本(10)……田中良:挿絵、『小学童話読本』の挿絵を紹介します‼︎】

【101冊の挿絵のある本(10)……田中良:挿絵、菊池寛編「少年剣客鬼歓」(『小学童話読本』興文社、大正15年3月)の挿絵12点を紹介します。 この本には挿絵画家についての記載が一切なく、手がかりは「Ryo」というサインだけだ。こんな時のために、かつて私…

【101冊の挿絵のある本(9)……武井武雄:挿絵、酒井朝彦『ふるさとの門』の挿絵を紹介します。】

【101冊の挿絵のある本(9)……武井武雄:挿絵、酒井朝彦『ふるさとの門』(教養社、昭和16年)の挿絵36点のうち20点を紹介します。 ◆武井武雄(たけい たけお、明治27年[1894]6月25日~ 昭和58年[1983]2月7日)長野県に生まれる。中学時代に画家を志し、…

【断捨離、断行! 本を捨てる‼︎ 】 一日一冊、一ヶ月で30冊、一年続ければ365冊、本を捨てることにしました。私のスチール本棚(8段)には1台につき500〜600冊が入っていると思われるので、一年かけても本棚一つ分も空にならない。ちょっと虚しいが、とりあ…

【しん散歩(17)…昭和36年撮影、田無町民運動会】

【しん散歩(17)…田無町民運動会】 写真上=田無町民運動会「日の丸リレー」昭和36年撮影。(『なつかしの田無・保谷』西東京市図書館)より転載。 ・写真下=上と同じとおもわれる場所・西東京市田無町1丁目を2019年2月に撮影。古い写真の撮影場所を田無駅…

【101冊の挿絵のある本(8)……山口将吉郎:挿絵、吉川英治『神州天馬狭』

【101冊の挿絵のある本(8)……山口将吉郎:挿絵、吉川英治『神州天馬狭』(大日本雄弁会講談社、昭和6年9月)の挿絵19点を紹介します。 新聞や雑誌に連載小説が発表される時、多くの場合には挿絵が付いていますが、単行本や全集にまとめ発行される段になると…

【そしてまた一軒、家が消えた!】撮影を始めてからちょうど1週間で、木造二階建ての家が跡形もなく消えた。大きな手のような形の解体用機械が、家を壊しては、廃材などをトラックにまで運ぶ大活躍で、その仕事ぶりの見事さに見とれてしまい、1週間も工事現…

【101冊の挿絵のある本(7)……清水良雄:装幀・挿絵、鈴木三重吉編『馬鹿の小猿』

【101冊の挿絵のある本(7)……清水良雄:装幀・挿絵、鈴木三重吉編『馬鹿の小猿』(春陽堂、大正7年)の挿絵21点を紹介します。 新聞や雑誌に連載小説が発表される時、多くの場合には挿絵が付いていますが、単行本や全集にまとめ発行される段になると、挿絵…

【101冊の挿絵のある本(6)……田代光:画、浜本浩『浅草の肌』】

田代光の挿絵が続きますが、田代光:画、浜本浩『浅草の肌』 (毎日新聞社、昭和24年)の挿絵15点を紹介します。人物の表情がよく描かれていて実にいいですね。1点1点どれも臨場感があるが、浅草でスケッチしたのだろうか? 生沢朗:装幀、浜本浩『浅草の肌…

【101冊の挿絵のある本(5)……TV放映中!「白い巨塔」の挿絵画家・田代光】

『サンデー毎日』の新連載、山崎豊子「白い巨塔」の挿絵画家を選考するために 「集められた資料が二十数点、そのなかから、一考二考三考と選考して、最後の残った 田代光:画、石川達三「傷だらけの山河」(『週刊朝日』1964 昭和39年) のが、宮本三郎さ…

【101冊の挿絵のある本(4)……松本かつぢの挿絵『ケティー物語』】

松本 かつぢ(1904年7月25日 - 1986年5月12日)が挿絵を担当したクーリッヂ『ケティ物語 家庭の巻』(富山房、昭和12年)を紹介します。 タイトル文字のタイポグラファー名が記されていないので誰が描いたのかが不明ですが、昭和初期に流行ったキネマ文字風…

【101冊の挿絵のある本(3)……七人の挿絵画家が競う「我が作品のラブシーン」】

『傑作小説』(東西出版社、昭和23年11月)の巻頭・四色「我が作品のラブシーン」で、名作7作品の挿絵をそれぞれ7人の挿絵画家が描き腕を競っているのを紹介しよう。 山本武夫:表紙絵、『傑作小説』(東西出版社、昭和23年11月) 今村恒美、目次挿絵、『傑…

【101冊の挿絵のある本(2)……近藤浩一路:挿絵、佐々木邦『珍太郎日記』】

【101冊の挿絵のある本(2)】……近藤浩一路:挿絵、佐々木邦『珍太郎日記』(弘学館書店、大正11年3月6版、文庫本、布装上製本)は、佐々木邦が月刊誌『主婦之友』(大正9年)に連載したエッセー12編に近藤浩一路が挿絵を寄せたものを1冊にまとめたもので、8…

【101冊の挿絵のある本(1)……鏑木清方:画、村井弦斎『食道楽』の口絵】

昨日、西武池袋線・保谷駅周辺に昭和25〜35年ほど前から今もつ続いている店を調べに出かけ、そんなテーマとは関係なく、古書店「アカシヤ書店」の店頭に並んでいる古書に惹かれ足を止めてしまいました。古書店に足を踏み入れるのは、7〜8年ぶりになる。 手に…

「岸田劉生と木村庄八 素描礼賛」展に行ってきました。

【「岸田劉生と木村庄八 素描礼賛」展に行ってきました!】 日光美術館の学芸員・S氏から「岸田劉生と木村庄八 素描礼賛」(於:浦和美術館)展の招待券が送られてきたので、ギャラリートークが行われる日を選んで行ってきました。 「木村庄八と岸田劉生」の…

しん散歩(16)…石神井川沿い、都営第七住宅

【しん散歩(16)…石神井川沿い、都営第七住宅】 ・写真上=田無町都営第七住宅、昭和35年(1960)撮影 ・写真下=上と同じ場所を平成30年(2018)11月撮影 今は、西東京市南町4丁目アパートというようです。旧田無町では、昭和26年から都営住宅が建ち始めま…

しん散歩(15)…古い写真は富士街道1丁目か5丁目か?

【しん散歩(15)…富士街道の古い写真は1丁目か、5丁目か?】 写真は『なつかしの田無・保谷…写真で見る西東京市の「昔と今」』(西東京市中央図書館、西東京市郷土資料館)から転載しました。写真左の場所と同じ場所いう写真右の平成5年に撮影された場所に…