2019-05-15 【101冊の挿絵のある本(3)……七人の挿絵画家が競う「我が作品のラブシーン」】 『傑作小説』(東西出版社、昭和23年11月)の巻頭・四色「我が作品のラブシーン」で、名作7作品の挿絵をそれぞれ7人の挿絵画家が描き腕を競っているのを紹介しよう。 山本武夫:表紙絵、『傑作小説』(東西出版社、昭和23年11月) 今村恒美、目次挿絵、『傑作小説』(昭和23年11月) 富永謙太郎:挿絵、田村泰次郎「肉体の門」(『傑作小説』昭和23年11月) 野崎耕作:挿絵、邦枝完二「肉体の門」(『傑作小説』昭和23年11月) 今村恒美:挿絵、角田喜久雄「髑髏銭」(『傑作小説』昭和23年11月) 木村荘八:挿絵、長谷川伸「股旅草鞋」(『傑作小説』昭和23年11月) 山本武夫:挿絵、子母澤寛「にっこり三之助」(『傑作小説』昭和23年11月) 清水昆:挿絵、村松梢風「石榴」(『傑作小説』昭和23年11月) 土ケ端一美:挿絵、大佛次郎「雪崩」(『傑作小説』昭和23年11月)