【消しゴムハンコでオリジナルカルタ…5枚目「どろぼう猫」】
本当は「猫糞(ねこばば)」でしたが、「猫に小判」とダブってしまうので、意味は同じようなので「どろぼう猫」にしました。
版は10枚作りました。今までに製作した消しゴムハンコでは一番手が混んでいます。意味的にも高橋由一の絵「鮭」の切り取った部分を食べたのはおいらだぜ、というパロディ風のもので、アイディアにも一工夫しました。
【猫糞】拾いものや預かりものをそのまま自分のものにすること。
《語源》…「ばば」とは糞のこと。猫は糞をしたあと、かならず足で砂をかけて隠す習性があります。このことから、知らん顔をして他人のものを自分の懐に入れて隠すことをいうようになりました。
【消しゴムハンコでオリジナルカルタ…4枚目「水は方円の器に随う」】
アイディアは3案ありましたが、どれもどんぐりの背比べで選択できずにいましたが、猫も丸い器に随う、とちょっと笑いを取ることで妥協しました。
【注釈】孔子の言葉で、四角い器に水を入れれば水も四角い形になり、丸い器に水を入れれば水も円形になる。
転じて、人も環境や付き合う人物いかんで良くも悪くもなるということ。「方」とは四角のことで、「円」とは円形のこと。
1枚目=猫に小判、2枚目=犬もあるけば金の延べ棒に当たる、3枚目=噂をすれば影をさす