昨日、「粋美挿画展」の写真を撮りに神保町・東京堂書店6階に行ってきた。こんなにもたくさんの挿絵原画を見ることができる機会は滅多にない。シャーロック・ホームズよろしく虫眼鏡で原画を見ると、原画を見なければわからないそれぞれの画家の秘密の画法が見えてくる。例えば堂昌一先生は、スミ一色の印刷物の挿絵でも、筆やペン、コンテ、鉛筆、クレパス、ポスターカラー、水彩絵の具などたくさんの画材を使って描くそうだ。この違いを見分けるのは印刷物を見ただけでは分からない。やっぱり原画だよね。





これは堂先生宅を訪問したときの写真で、会場にはありません。


そんな原画がいっぱいの会場をしっかり撮影してきましたので、展覧会の全貌をお届けします。「粋美挿画展」は神保町・東京堂書店6階で10月27日~11月3日まで開催されています。