昨日は「粋美挿画展」の搬入日だったので、オブジェを担いで神保町まで行ってきた。地下鉄の階段を苦しそうに登りながら、途中の踊り場で休んでいたら、30代くらいかと思われる大きなサングラスをかけた女性が「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。「大丈夫です、ありがとう」と返事をしたら、大きなキャリーバッグをいっきに出口まで運びあげてくれた。お名前を聞く間もなく、地下鉄へと消えていった。ありがとう神保町の人!

町は多くの古書店さんが屋台を出すのに忙しそうだった。ちょうど12時少し前に着いたが、既に星恵美子さん、沢登みよじさんをはじめ数人の会員が到着していた。三々五々作品を手にした会員達が集まり始め、梱包をほどき展示が始まる。5時頃になるとほぼ完成。帰り道、写真を撮影するのを忘れていたのに気がつき、本日撮影のためにもう一度会場に行くことにした。10時から12時頃まで、黒いハットをかぶって三脚を使い撮影しているのが私です、会場で会いましょう。



大貫伸樹:デザイン、粋美挿画展ポスター