来年のカレンダーの準備を今ごろ進めています。

写真は、リビングを陣取り、撮影の出番を待つ「小枝の妖精たち」。オブジェ台の左右寸法が50cmあるので、大きさがどんなものかわかるでしょう。人形の背の高さは15〜20cmです。



今年は、卓上用の他に壁掛け用のカレンダーも作るので、合計18のオブジェを用意しました。
月刊誌の表紙用にも2点つくってっていますので全部で20点撮影します。昨年はクライアントさんのご好意で100部頂き、お世話になっている人たちに使っていただきました。今年も使っていただける人にはお送りさせていただきます。


昨晩完成した新作もあります。発砲スチールを削って雪に見立てたり今年は少し新しいテクニックを使った作品も入れてみました。楽譜の横棒に雪が積もっているんですが、あまりよく見えませんね。


この左右70センチもある木の五線符を作るのに一晩、五線の高さに人形を6人作るのに一晩。合わせて6人分の赤い帽子を作るのにも一晩かかりました。ベルを購入して、虫ピンを曲げて手の先にベルをぶら下げるようにするのに更に一晩。全部まとめて組み立てるのにひと晩かかりました。あっという間に1週間がすぎてしまいます。


午前中、会社を休んであさ7時から撮影をやっていますが、仕事が遅いので、昼過ぎ1時頃までかかってやっと3枚しか撮影できませんでした。



「音のでる楽譜 ジングルベル」



「ソリ遊び」

毎朝、自然光で撮影していますが、作業が遅いのが玉に瑕(キズ)です。今日も「ソリ遊び」を撮影しようと準備を進めている時に、ふと背景に木を入れたら森に中の様な感じで面白いかな? とおもい、さっそくベランダにあった植木を小さな鉢に植え替えて、モチーフの後ろに置いてみました。


なかなかいい感じと思いながら、撮影した後にコンピュータに取り込み、画面を眺めていると、女房殿が後ろから「どうせ雪を降らせるなら、樹にも雪を積もらせたらどう?」とのありがたい御意見を頂き「それはいい!」と、さっそく、発泡スチロールを木工用のやすりで削り、雪の感じを作った。雪が降っている感じを出すためには背景は白でないほうがいいかな、とおもいこんな色にしてみました。ちょっと渋いかな。