○にmのモノグラム 

写真は広川松五郎装丁、松村英一『代匠記・考略解・古義 万葉集』(紅玉堂書店、大正14年3月第5版)である。表紙4の地から15ミリのところ中央にある○のなかにmのモノグラムが松五郎の印で、古書市ではこれを目当てに探しまくる。ちなみにこの本は高円寺の古書市の屋外にある安売り?コーナーで、200円で購入した。松五郎の勢いがある時期の見事な装丁で気に入っているが、200円とはありがたすぎて申し訳ない気がする。