『本の手帳』創刊2号編集開始!

年2回発売の「紙魚の手帳」創刊第2号の編集が本格的にはじまった。
掲載の写真は、「彷書月刊」との交換広告用に制作したもので、
まだ原稿が完全に集まったわけではない。


私も「櫻井書店本」の話を書いていますが、
一人で1冊埋められるくらい書いてしまって
これから削る作業に入ろうとしているところです。



神保町の古本市を横目でにらめながら素通りしなければならないほど忙しく、
うらめしく思っておりましたが、仕事の打ち合わせの帰り際に、
古書店「晴玉」の堀口さんのところに寄ったら、捨てる神あれば……で、
なんと今回執筆中の櫻井本をちゃ〜んと2冊も揃えておいてくれました。

山本夏彦翻訳、レオポール・ショボオ『年を歴た鰐の話』(櫻井書店、昭和22年4版)が
その内の1冊。
ネットで検索してもなかなかヒットしないので、
半ばあきらめていた本でしたので、
戦後に発売された4版(刷)ですが購入しました。最高〜!。


もう1冊は稲垣足穂『彼等(THEY)』でした。
これもなかなか見つからない本なのであきらめておりましたら、
きれいな状態の本があるではありませんか。
即購入〜!!これで、ますます執筆に拍車がかかってしまいます。
自分の頁は12頁も用意したのに、入りきれないが、削れないな〜……。


他にも『晶子恋歌抄』『呪詛』など広川松五郎装丁の本も探しておいてくれました。
こちらの本は2008年の『本の手帳』新年号用にと、先行投資で購入しました。
おかげで、もともと軽い財布ですが財布の底まですっからかんで〜す!
しばらくは昼飯ぬきかな?