アンディさん興味深いコメントありがとう。

確かに『日本の古本屋」にも吉田絃二郎『一人歩む』(玄文社 、大13)4000円 というのが1件ありました。発行年月日が同じの異装本があるんですね。どこかなぞめいていますね。今ではこんなことは考えられないと思うのですが。誰か出版社に勤めている人がいましたら、こんなことがありえるのか教えてください。
 
恩地孝四郎装丁作品目録」(『装本の使命』阿部出版)には『一人歩む』(改造社、大正15年7月)が記載されています。この表記法では、まるで初版の発行年が大正15年7月であるかのような間違いを起こしかねない。