2006-02-08から1日間の記事一覧

アンディさん興味深いコメントありがとう。

確かに『日本の古本屋」にも吉田絃二郎『一人歩む』(玄文社 、大13)4000円 というのが1件ありました。発行年月日が同じの異装本があるんですね。どこかなぞめいていますね。今ではこんなことは考えられないと思うのですが。誰か出版社に勤めている人がい…

○にmのモノグラム 

写真は広川松五郎装丁、松村英一『代匠記・考略解・古義 万葉集』(紅玉堂書店、大正14年3月第5版)である。表紙4の地から15ミリのところ中央にある○のなかにmのモノグラムが松五郎の印で、古書市ではこれを目当てに探しまくる。ちなみにこの本は高円寺の古…

広川松五郎装丁本に関しては第一人者の高村美佐さんにせまってきた〜!

高村美佐さんはかつて広川松五郎装丁本を「七十冊を確認した」(「いんてる」日本校正者クラブ、2001年)といっていた。「冊」というのは微妙な表現で、たとえばシリーズ本、上下巻、同じ装丁を流用している雑誌などをどのようにカウントしているのか、やや…

40冊を超えた広川松五郎の装丁本蒐集 

先日、広川松五郎の装丁本をやっと30冊集めることができた、と書いた。しかし、その後、『優勝者となれ』などを購入してリストに記入し、本棚に仕舞おうとしたら、すでにその本は本棚に並んでいた。 同じ本を2冊購入してしまうことはよくあることで、欲しい…