笹沢佐保「日暮妖之介」初出の「週刊小説』創刊号が届いた。



「週刊小説」創刊号(実業之日本社、昭和47年2月)、表紙:司修



永田力:画、五味康祐「忍者が骰子をふった」(「週刊小説」創刊号(実業之日本社、昭和47年2月)
岩田専太郎もいいが、永田力が描いた巻頭小説「忍者が骰子をふった」のさし絵にも魅せられ一目惚れしてしまった。専太郎が8頭身とか9頭身に描く繊細で知的に感じるが、それとは逆に、まるで子供の身体バランスのように4頭身くらいに描く永田の絵は、かえって迫力と力強さに満ちている。いずれもデフォルメして強調することでそれぞれの画家の独自のキャラクタを創出するのに成功している。……おっと、今回はこのさし絵が目的で購入したのではなかった。



岩田専太郎:画、笹沢佐保「日暮妖之介」第一話(「週刊小説」昭和47年2月)



岩田専太郎:画、笹沢佐保「日暮妖之介」第一話(「週刊小説」昭和47年2月)



岩田専太郎:画、笹沢佐保「日暮妖之介」第一話(「週刊小説」昭和47年2月)



岩田専太郎:画、笹沢佐保「日暮妖之介」第一話(「週刊小説」昭和47年2月)



岩田専太郎:画、笹沢佐保「日暮妖之介」第一話(「週刊小説」昭和47年2月)