昨日は千駄木にある金土日館(岩田専太郎美術館)に行った。冨田常雄「江戸無情」(読売新聞夕刊、昭和37年)の原画18点と、冨田常雄「鳴門太平記」(週刊サンケイ、昭和37年)2点、冨田常雄「書生草紙」(産経新聞、昭和35年)4点、「春色江戸巷談」(報知新聞、昭和40年)など総展示点数26点と、やや物足りない感じがした。それでも、印刷物と違って原画は大きいこともあり、グレーの微妙なトーンや筆のかすれなどを目の当たりにして、迫力満点だった。ビアズレーを思わせる構図の大胆さや人物の微妙なデフォルメなども専太郎さし絵



岩田専太郎:画、冨田常雄『江戸無情』(新潮社、昭和38年)



岩田専太郎:画、冨田常雄『江戸無情』(新潮社、昭和38年)



岩田専太郎:画、冨田常雄『江戸無情』(新潮社、昭和38年)



岩田専太郎:画、冨田常雄『春色江戸巷談』(講談社、昭和41年)



岩田専太郎:画、冨田常雄『春色江戸巷談』(講談社、昭和41年)



岩田専太郎:画、冨田常雄『春色江戸巷談』(講談社、昭和41年)


途中の鴎外美術館へ続く坂道