「さしゑ』創刊号には、沢山の賛助会員がいた。有志がお金を出し合って作ったにしては、カナリ手が込んでいて、多くの人から原稿を集めているが、稿料などをどうしていたのだろうかと心配していたが、やはりしっかりとスポンサーをつかんでいたのか。さすがに用意周到でぬかりがない。



「★賛助会員名簿★」「さしゑ』創刊号、昭和30年


「季刊誌『さしゑ』発刊に当たり、左記各社から賛助会員として絶大なる御援助をいただきましたことを誌上をかりて厚く御礼申し上げます。同人一同、深く責任を痛感すると共に、御期待に添うべく努力致すつもりでおります。尚続行に対して、今後共に各界のご協力を切にお願い申し上げます。 挿美会同人一同

「★賛助会員名簿★」
荒木書房新社  家の光協会  講談社  光文社  興陽社  三世社  主婦の友社  主婦と生活社  集英社  大系社  同志社  桃園書房  東西南北社  東京文芸社  博報堂文芸社  双葉社  文藝春秋社  平凡出版KK  家庭社  緑葉堂  (五十音順)