【しん散歩(181)……東町・民族学博物館跡地に残るスダジイの巨木!】

【しん散歩(181)……東町・民族学博物館跡地に残るスダジイの巨木!】  
写真上=「民族学研究所」昭和30年頃撮影か?(『高橋文太郎の真実と民族学博物館』西東京市・高橋文太郎の軌跡を学ぶ会、2008年6月)より転載。写真左端に写っている樹木が、現在も残っているスダジイの木。右の2本がカシの木。
写真右=白黒写真と同じと思われる場所を2021年11月1日に撮影。現在は、建物はなく、高さ3mくらいある白い塀に囲まれた、草ぼうぼうの広大な空き地になっており、4本の樹木のうち真ん中の木を除いて3本が昔のままの場所に、巨木となってのこっています。
 

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民族学博物館跡地に残るスダジイの巨木。

西側から見た民族学博物館跡地。 写真中央の一番背の低い緑色の葉の樹木がスダジイで、その右側に2ほんのカシの木があるが、手前に欅のような木があるために、はっきりは見えない。

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西側から見た民族学博物館跡地。

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2本のカシの木もかなり大きな樹に育っています。高い囲いには カメラを入れる隙間もないので、僅かの隙間から撮影したために 写真の左端に塀の一部が写ってしまいました。

 

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西東京市の木50選 」では、いこいの森公園の原研時代からあった「しい」が 選ばれていますが、民族学博物館跡地の スダジイも勝るとも劣らない立派さだ。思うように撮影ができず、その威厳ある姿を伝えられないのが残念です。

 

いこいの森公園ができる前にあった東京大学原子核研究所は、 1955(昭和30)年7月に設立されました。その時に植えられたスダジイだとしたら、民族学博物館跡地にあるスダジイと、樹齢はほぼ同じくらいではないかと推察します。

 

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これが 西東京市の木50選に選ばれているいこいの森駐輪場にあるスダジイです。なるほど、流石にかなり立派ですね。