【絵手紙を習う……(3)初めて絵手紙を送る!】

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ご恵贈いただいた細川光洋『吉井勇の旅鞄』のお礼状として、習い始めて初めて使うカブを描いた絵手紙「旬が一番」を送った
絵手紙を習い始め、誰かに出してみたいなと思っていた矢先に、タイミングよく吉井勇研究の第一人者である細川光洋さんから、428Pに及ぶ大部の著書『吉井勇の旅鞄』(短歌研究所、2021.11.19、写真左)が送られてきた。習いたての絵手紙では失礼かなと思いながら、普段手紙を出す習慣がないので、これはチャンスと思い、思い切ってカブを描いた「旬が一番」(中央上)を礼状として使わせていただきました。
 かつて、私が杉皮装『わびずみの記』(中央下)の造本について、「好きな装丁だが、製本構造が悪く、古書市などで見かける多くが表紙が取れていたり、割れていたりしており、奇を衒ったあまりよくない製本だ。……おそらくは、著者が強引に作らせたのだろう。」というような文章を書いたときに、細川さんから、この本の編集者が装丁したことを知らされました。
 そのとき送っていただいた雑誌の原稿も『吉井勇の旅鞄』に「杉皮装『わびずみの記』として掲載されています。