【花言葉は「「恋の呼びかけ」シラーカンパニュラータ(釣鐘水仙)!】…市内の植物探索(49)

花言葉は「恋の呼びかけ」シラー・カンパニュラータ(釣鐘水仙)!!】…市内の植物探索(49)
 シラー・カンパニュラータは、ヨーロッパに分布するキジカクシ科ツリガネズイセン属の多年草です。シラーに近い仲間で、以前シラー属に分類されていた名残から「シラー・カンパニュラータ」と呼ばれています。
 ツリガネズイセン属には約12種の植物が分類されていますが、主に栽培されているのはツリガネズイセン(Hyacinthoides hispanica ヒアシンソイデス・ヒスパニカ)と、ヒメツリガネズイセン(Hyacinthoides non-scriptae  アシンソイデス・ノンスクリプタ)の二種です。� ツリガネズイセンは「スパニッシュ・ブルーベル」または「シラー・カンパニュラータ」の名前で流通することも多く、やや細長い釣り鐘形の花が穂になって10輪くらい咲き、品種によっては20輪くらいつくこともあります。毒を含む茎にベルの形の花を数十輪つける様子が神秘的で、ギリシャ語の「シラー」(害になる)、「カンパニュラータ」(小さな鐘)が名前の由来になりました。日本では「球根つりがねそう」「ツリガネズイセン(釣鐘水仙)」とも呼ばれます。
 楚々とした風情のあるヒメツリガネズイセンは「イングリッシュ・ブルーベル」とも呼ばれます。花穂は細身で、花茎の上部が曲がって枝垂れるように咲き、花は片方向に寄っています。両種は混同されることも多く、流通もやや混乱気味です。
 
西東京市西原町3丁目で2024.4.26に撮影したシラー・カンパニュラータの花

 
西東京市泉町2丁目で2024.4.29に撮影

 
西東京市緑町1丁目で2024.4.11に撮影

 
西東京市泉町1丁目で2024.4.20に撮影