【曇った日には花がしぼんでしまう気まぐれなオオキバナカタバミ‼︎】…市内の植物探索(27)

【曇った日には花がしぼんでしまう気まぐれなオオキバナカタバミ‼︎】…市内の植物探索(27)
 オオキバナカタバミ(大黄花片喰、大黄花酢漿草)は、元々は観賞用として輸入されてきた花のようですが、繁殖力の高さから逸出して現在は道端などいたるところで見ることができます。
 カタバミ科カタバミ属のオオキバナカタバミ、学名:Oxalls pes-caprae、属名はギリシャ語のoxsys(=酸っぱい)が語源。種小名 pes-capraeは山羊(やぎ)の足の意味で先割れを意味しています。
 和名は「大黄花片喰」、冬のまだ寒い1月頃から咲きだしカタバミより大きな黄色の花なのでこの名がついています。別名、オキザリス・セルヌア、オキザリス・ペスカプラエなどと呼ばれています。
 南アフリカが原産地で、日本の開花時期は1月~9月。朝に開き、夕方にしぼむという就眠運動を繰り返します。
  花言葉『輝く心』は、むかし真鍮の仏具や鉄製の鏡まどを磨くときに、カタバミの葉を用いたため、別名「鏡草」とよばれることに由来したとされています。
 
 
西東京市谷戸2丁目で2023.4.5に撮影した大黄花酢漿草(おおきばなかたばみ)

 
西東京市北原町1丁目で2023.4.5に撮影

 
 
西東京市保谷町5丁目で2024.2.23に撮影

 
 
西東京市北原町1丁目で2024.1.26に撮影