ペーパー・スクリーン版画家・大場正夫さんとの教科書装丁

【捨てられない本】マップケースを3つ18段分を処分するとなると、ひとおもいに捨てることは出来ず、中に入っているものもを確認しながら1段ごと処分しなければならず、時間がかかった。そんな中から、ペーパー・スクリーン版画家・大場正夫(1928年 - 2008年)さんから「装丁に採用させていただいたお礼」に、と頂いた版画が3点出て来た。



大場さんには沢山の装丁で協力していただき、そのつど版画作品をいただき、ファイル1冊分もある。大場さんとの仕事で一番大きかったのは1997年 三省堂の高等学校用教科書・国語、古典、漢文等を各3学年分とそれ等の大判十数冊を大場さんの版画で飾ったことだ。


この仕事は大場さんの6行の略歴にも書かれているくらいだから、人生で6つの出来事に匹敵する本当に大仕事だったのだろう。
 銀座のバニーガールのウエイトレスがいる店で御馳走になったのは懐かしい想い出だ。