先週、高円寺の古書市で購入してきた本の第3冊目はこれ。岸田劉生:装丁、武者小路実篤『第二の母』(聚英閣、大正8年)古書価800円。岸田劉生の装丁も好きなのだが、伊上凡骨彫刀とあるのが気になって購入してしまった。伊上凡骨は木版画の彫師だが、気骨のある彫師で、「伊上凡骨(いがみ ぼんこつ)1875‐1933明治-昭和時代前期の木版彫師。明治8年5月21日生まれ。24年に上京、初代大倉半兵衛に木版彫刻を学ぶ。33年「明星」の挿絵で注目される。水彩画や素描の質感を木版でたくみに表現した。「光風」の口絵、竹久夢二の



岸田劉生:装丁、武者小路実篤『第二の母』(聚英閣、大正8年