2009-12-12から1日間の記事一覧
藤島武二:装丁、与謝野鉄幹・与謝野晶子『毒草』(本郷書院、明治37年) 刺激的なタイトルからは、二人の思い入れの程がうかがえる。読を振り撒く本というような意味合いがあるのだろうか。 朝鮮朝顔、毒茸、浦島草などの毒を含む植物を配している。チョウ…
岸田劉生:装丁、武者小路実篤『第二の母』(聚英閣、大正8年)
森川汀川『歌集 峠道』(古今書院、昭和7年) 「平福百穂(ひらふく ひゃくすい)1877(明治10)年-1933(昭和8)年10月30日)は日本画家。画家・平福穂庵の四男として、秋田県角館(仙北市)に生まれた。本名は貞蔵。 幼い時から地元の豪商那波家のコレクシ…
タイトルの創作図案文字が何とも言えなくいいですね。ちょうどこの頃に、このタイトルのようなキネマ文字と呼ばれる映画のタイトルが盛んに使われていた。印刷物もキネマに負けじと創作図案文字の題字を作り出していたんですね。というより、創作図案文字の…