大学教授をしている知人が、芹沢硑介展の図録『私本・私家本・装幀本』を送ってくれた。

書き文字5人衆に芹沢が選ばれていた事への感謝の印だそうだが、それでお礼をするとはよほど芹沢に入れ込んでいるようで、私の出る幕などはないかもね。というより、これは芹沢硑介装丁本の話を書くように、という圧力なのかも知れないな。


芹沢装丁本は高価な私家版が多く、私のような貧乏コレクターには手が届かないのが現状だ。書店販売された本はすこしずつ集めて、今はたぶん30冊くらいあるのではないかと思います。50冊くらいあつまったら何か書けるようになるかも知れませんね。下記掲載の写真は『芹沢硑介 私本・私家本・装幀本』(東北福祉大学、芹沢硑介美術工芸館、1998年)より転載。