これが書物展望社の本?

shinju-oonuki2005-10-05

 
いつもの書物展望社の本とは一味違う瀟洒な装丁の本が、大阪の斜陽館から届いた。
写真の眞田喜七『詩集 雲の時計』(書物展望社昭和15年)がその本。
 
装丁は著者ゆかりの画家らしい塚本茂。見返しにも表紙の続きのように雲の絵が印刷されている。巻頭には、塚田茂・絵による著者の似顔絵が掲載されている。奥付の検印部分には、やはり塚田茂が描いた魚が印刷され、眞田の落款が朱色で押されている。