【絵筆散策西東京・看板建築（13）…「男麺（ジェントルメン）」（東町6丁目・かえで通り）、水彩画、F6（41.0×31.8mm）、2021.1.11】
かえで通りと清戸道が交差する鋭角の交差点にありとても目立つ場所に建っている。さらに、建物中看板だらけなので、目立つことに関しては際立っている。今回は、看板の文字から描き始めたが、絵を描いているというよりは、看板を描いているという感じで、描いた時間のほとんどは看板に費やした。
立地条件が良いと思っていたが、案外そうでもないらしく、某氏が知っているだけでもこの場所で男麺は4代目になるが、どれも成功せず、男麺も、もう8年前からこのままの状態だという。
私もなんどもこの絵を描くために通いましたが、閉店しているとは気がつきませんでした。出入りしている人がいないのは、私が行くのは、いつも15：00〜17：00頃なので、準備中だから客がいないのかなのかと思っていたからで、まるで狐につままれたような感じです。
2011年の住宅地図には「ラーメン マツモトツヨシ」とありました。男麺［ジェントルメン］も笑えますが、マツモトツヨシはもっと笑っちゃいますね。
2008年の住宅地図では、「ラーメン味源」でした。
この白黒写真は、2018.2.13のFB・しん散歩（24）にアップされた天神山商店街（昭和56年頃撮影）。男麺があった場所には「鳥信」という看板が見えます。
