【絵筆散策西東京・看板建築（11）…「生蕎麦・たからや」（田無町・青梅街道）水彩画）】
この建物が看板建築なのか違うのかを判断するのは、素人の私には難しい。屋根を隠す衝立がないからだ。疑わしきは裁かずで、とりあえず描いてみた。細部まで手が込んでいて、和風建築のこだわりの深さには驚かされる。
北向きの建物なので、日が当たる時間が短い。何度も撮影してみたが、なかなかうまく日が当たってくれる時間に通りかかることがありませんでしたが、たまたま中央図書館に行く用事があって急いでいたときに、おっ！ と思う瞬間に出会い、30分くらい撮影を続け、まあまあ納得の「影」を撮影することができた。
今回は看板の文字が細いので、いつもより一回り大きいF6に描いてみた。大きな紙に描いたほうが細部まで描け完成度が高くなるように思えるので、これからは、大きめの建物や、看板の文字が細い場合などは、大きな紙に描いていこうかな、と思った。
