幻の軍用軽便鉄道線路空撮写真を発見した!!

西東京市都市伝説❺幻の軍用軽便鉄道線路写真を発見!】以前FBに西武新宿線西武柳沢駅西に残る軍用軽便鉄道のトンネルの話を書いたが、中島航空金属田無製造(現・住友重機械工業㈱)田無工場から中島飛行機武蔵製作所に向かう引き込み線については、「TEXAS大学図書館のサイトにある旧米国陸軍地図局が1945〜1946年に発行した詳しい路線地図」以上の資料や遺構などはほとんど見つかっていない。

公民館入り口付近に置いてある爆弾の破片


 そんな折り、柳沢図書館に返本に行き、公民館入り口付近に置いてある爆弾の破片や爆弾投下などの写真を眺めたいたら、写真の説明に「…昭和19年11月1日…中島飛行機武蔵野製作所偵察のため、アメリカ空軍のB29が飛来し、一万米の上空から撮影した…」とあった。たしか、軽便鉄道も19年から20年頃に敷設されたが終戦とともになくなったはず…もしかして、と期待を込めて写真の隅から隅までじっくり眺めた。
  写真に写っているのがどの辺なのかを確認するのが難しく、失礼して、逆さまに置き換えてみた。すると!なんと、なんと、うっすらと線路のようなものが写っているではないか。

爆弾投下写真



上記写真の部分拡大


写真を複写して、帰宅してから地図と照らし合わせてみたら、まさに、旧米国陸軍地図局が作成した軍用軽便鉄道の路線図と写真の線路がピッタリ一致した。やっと見つけた軍用軽便鉄道が走っていた物的証拠だ。


興奮しているのか心臓の鼓動が激しくなってきた。これこそが、市内を徘徊して廻る肉体疲労の成果が凝縮し至福の一時に変わる最高の瞬間だ!!