久しぶりに高円寺の古書市に行った。リュックがいっぱいになると結構嬉しい。時代小説の挿絵画家・岩田専太郎や馬場射地などを中心に集めたが、中に、恩地孝四郎の装本が何点かあった。いずれも格安の150円〜500円なのが嬉しい!



岩田専太郎:画、邦枝完二『振袖役者』(家庭社、昭和22年)



山本武夫:装丁、山手樹一郎『おんな八景』(新小説社、昭和24年)



馬場射地;画、武野藤介『好色一代女』(福書房、昭和31年)


恩地の装丁本の架蔵書は600点程あるが、下記の2点は見覚えがなく多分持っていないと思われるので購入してみた。が、すべてを読んでいるわけではないので、表紙を見たという記憶に頼るだけではだんだん不確かになってきている。特定の装丁家については架蔵書リストもあるが、市でリストを広げるのも気が引けるので、同じ本を2冊購入してしまうことが多々ある。



恩地孝四郎:装丁、萩原朔太郎『詩の原理』(小学館、昭和21年)



恩地孝四郎;装丁、『日本現代詩大系』(河出書房、昭和25年)