おおば比呂司:画「サムライ日本」の装丁原画か?

蔵書票のコレクターとして知られる青木康彦さんの家にご招待を頂き、日本書票協会に所属する銅版画家の長島充さんなど6名の集まりに参加してきた。蔵書票のコレクションとは、自分のお気に入りの版画家に自分の名前が入った蔵書票の制作を依頼する事でもあり、何ともぜいたくな趣味なのだ。青木さんの名前が入った蔵書票は既に100点を超えたそうだから、その世界でも代表的なコレクターなのではないかと推察する。


その時のお土産に、と頂いたのが、おおば比呂司サムライ日本」の装画と思われる原画だ。左右に薄く線が引かれているのは、カバーにした時のトリミングの指示と思われる。装画にタイトルまで手描きで入れていたとは、ちょっと驚きです。万が一、文字を間違ったり、雰囲気が気に入らなかったりしたらどうするんだろうか、と心配してしまう。



おおば比呂司サムライ日本