先日購入した、日本刀の鍔を象嵌したコーネル(角革)付の本に6時起きして初挑戦し、午後1時まで食事もしないで制作し、やっと完成させた。

shinju-oonuki2008-11-30




改装する前の山岡荘八織田信長』(講談社、1991年)カバー、装画:村上豊



初挑戦の刀の鍔を象嵌したコーネル付『織田信長』改装本
表紙の平に使用したのは、経師屋さんが使い古しの和装本をばらして、その和紙を張り合わせる練習でもしたのか、数枚貼合せた1メートル程の大きさの紙を、古書市で数枚購入しておいたもの。タイトルは文庫本の背文字を切り取ったもの。



こんな本があったいいなと思い、制作途中のオブジェ付の表紙。
ドイツブラデルという製本だと、表紙の一部分だけ制作を進行できるし、
気に入らなければ、もう一つ作り気に入って方を使う事も出来る便利な製本だ。


貼付けたオブジェは2004年につくったモノ。齋藤昌三のゲテ本をつくったことで、製本家・中村重義内とともに知られる藤政勝を目標に、現代のゲテ本製作者をめざします。そして教え広めたいと思っています。