昭和53年の図案文字、首藤進=装丁「面白半分」

先日所沢の古書市に行き、5時間も古本漁りをやっていた。そのうちの1冊がこの
筒井康隆編集「面白半分」(面白半分、昭和53年7月)装丁+題字=首藤進、表紙絵=杉村篤


題字が面白かったので購入してしまった。装飾図案文字がこんな形で使われているのがユニークで面白半分で購入した。この文字にはもう昭和初期のレトロな意味合いはなくあるいはキネマ文字ということを意識しているわけでもなく、全く独自の解釈と意味付けで図案文字を使っているものと思われるからだ。



それにしても70年代は雑誌の表紙一つをとっても平成にはないエネルギーが感じられて刺激的ですね。こんな大胆で強烈な装丁は、最近の新刊書ではなかなか見つけることはできないように思える。せっかくの見事な装丁だからもう1冊掲載します。
筒井康隆編集「面白半分」(面白半分、昭和53年10月)装丁+題字=首藤進、表紙絵=猫麟太郎



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何がめでたいかって? アラシですよね。
こんなときはパチンコ屋さんでも
じゃらじゃらとお祝いが出るんでしょ?
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