講演の圧巻は、単行本にはならなかったが、横光の提唱する「人間的機械」論の実践を喚起しようとした横光利一「鳥」こそが、ジュラルミン装にふさわしい本だったのではないだろうか、として、この講演の為に、装丁を手作りで作ってしまったこと……ではないか…
ちょっと小難しいようなテーマですが、ようは『機械』の装丁者は佐野繁次郎となっているが、本当にそうなのだろうか、という疑問を解いていく、ミステリーのような話です。かっこよく言うと、論証するんですね。この話は1月末に刊行予定の「本の手帳」6号に…
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