『徳田秋声全集』が菊池寛賞受賞。

足掛け8年間にわたって私が装丁を手がけてきた『徳田秋声全集』42巻・別巻1(八木書店、写真は第1回配本の18冊)が第54回菊池寛賞を受賞した。特に装丁に与えれた賞ではないが、執筆に対しての賞というわけでもなく、全集の出版企画・編集など総合的に評価されたのだろう。個人の全集で42巻+別巻1という大全集は最近ではないことも受賞の理由だったのかも知れない。徳田秋声は戦前の第1回菊池寛賞を小説『仮装人物』で受賞している。


装丁も多少の貢献をしているとの事で、私もおこぼれにあずかる事が出来るようです。ホテルオークラでの授賞式とパーティに出席できるとの事です。美味しいものをたらふく食べてこようと思っていますが、やっとダイエットに成功して、体重7キロ減を維持しているんですが……。う〜ん悩む。