松井はいいなあ

 
こんなシステムが採用されれば、装丁家はいつも競争にさらされ緊張するし、装丁家にとっても、1点10万円とか15万円などというちまちました話ではなく、年商数千万円あるいは億万長者が誕生するかも知れません。「愛だからいいのよ」の場合は、定価1580円だから仮に著者の10分の1でしかない1割が制作の代償支払額だとすれば、1冊につき158円支払われることになる。1万部売れれば158万円になる。
 
そうなれば月に2冊売れる本を装丁すれば年商約3800万円……。松井は52億円か、いいなあ。