2005-11-21から1日間の記事一覧

松井はいいなあ

こんなシステムが採用されれば、装丁家はいつも競争にさらされ緊張するし、装丁家にとっても、1点10万円とか15万円などというちまちました話ではなく、年商数千万円あるいは億万長者が誕生するかも知れません。「愛だからいいのよ」の場合は、定価1580円だか…

私の夢がちょっと近づいた?

「愛だからいいのよ」は、私が夢に見ていた、「1冊の本に数人の装丁家による多種類の装丁を用意して、選択された(売れた)回数によって、それぞれの装丁家には印税のようにして装丁料金が支払われる」というようなシステム誕生を予感させる出来事ということ…

リトマス紙を試してみたが……

同じ本に、4種類のジャケットを用意したようだが、これもさすがの講談社だ。もう10年くらい前のことかもしれないが、乃木坂にあった日活会館で、日本図書設計家協会主宰の林望氏の後援会があった。そこで私は「いずれ、インターネットが普及したら、ジャケッ…

リンボウ先生に電子ブックの知識の

インターネットで色違いを見ることが出来る

更にジャケットの袖には《インターネットでカバー4色すべてがご覧になれます。「講談社ブック倶楽部」(http: //www……)の「検索コーナー」で、書名(愛だからいいのよ)または著者名(内田春菊)を入力してください。》だって。

ジャケットは4種類の色違いがある

栞の色もジャケットのモデル(著者?)の髪の色に合わせてある。このジャケットには、コメントが付いていて、 《『愛だからいいのよ』のカバーは、ホワイト、ブラック、ブラウン、ブロンドの4色あります。(本文の内容は同じです。)》とある。ちなみに、私…

栞が12本も付いている

内田春菊『愛だからいいのよ』(講談社、2002年7月)は、最近稀にみるゲテ装本だ。ただそれだけで十分に嬉しい本だ。栞が12本も付いているのがすごいよね。1折りごとに栞が付いている事になるが、もちろんそんな機能的なことを目的として付けるはずなんかな…

現代装丁の快挙!ゲテ装本