齋藤昌三ってナニヤツ?

shinju-oonuki2005-07-27

 
『限定本』3(東京文献センター、昭和42年)に齋藤昌三夫人・千代の「夫・少雨荘を語る」というインタビュー記事を掲載している。夫れによると「もともと本が好きでしたから、私が嫁いでくるときには、大蔵省の役人で、役所から帰ってくると横浜の有隣堂へアルバイトにいって新刊紹介というのを書いていたのです。それが長年になったので書物の世界に入ったわけですよ。また、私がきてから三日目で大蔵省はやめましたが。」というのが、若き昌三で、大蔵省の役人だったんですね。